かぜの漢方|ひきはじめ・寒気・のどの痛み・鼻水・せきを体質別に考える

かぜの漢方は、寒気や汗の出方、のど・鼻・せき・胃腸の様子、体力から、合うものを選びます。

かぜ(かぜ症候群)は、主にウイルスによって、鼻やのどなどに炎症が起こる状態です。くしゃみ、鼻水、のどの痛み、せき、発熱、だるさなどが出ます。

かぜの多くはウイルスが原因のため、抗菌薬(抗生物質)が必要ないことがほとんどです。ただし、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、肺炎などのこともあるため、高い熱や息苦しさがあるときは受診してください。

KanpoNow のAI漢方診断では、かぜのほか、寒気、汗の出方、のどの痛み、鼻水、せき、胃腸の様子、体力なども確かめ、体質から漢方を選びます。

かぜのひきはじめ寒気首や肩のこわばりのどの痛み水っぽい鼻水せき胃腸かぜかぜをひきやすい

症状 × 体質から、あなたに合う漢方を見つけます。

かぜは、体質によって合う漢方が違います。

かぜの漢方は、体質によって選びます。KanpoNow のAI漢方診断でかぜによく選ばれるのは、藿香正気散・葛根湯・響声破笛丸・玉屏風散・金羚感冒散・駆風解毒湯・桂枝湯・香蘇散・五積散・柴胡桂枝湯・小柴胡湯・滋陰降火湯・竹葉石膏湯・麦門冬湯・麻黄湯・麻黄附子細辛湯・苓甘姜味辛夏仁湯です。

KanpoNow は、症状から体質を考え、体質に必要な働きを持つ生薬の組み合わせ(漢方)を選びます。

いくつかの質問に答えると、かぜのタイプと体質から、合う漢方を選びます(約3分・無料)。

かぜのAI漢方診断をする

かぜ:あなたはどのタイプ?

AI漢方診断は、かぜをタイプに分けて、体質に合う漢方を選びます。ここでは、かぜでよく選ばれるタイプと漢方を紹介します。

よく選ばれるタイプ

体が重だるく、胃腸が乱れやすいタイプのかぜ

夏風邪をひく/冷房でつらい

藿香正気散かっこうしょうきさん

冷房の効いた部屋で体が冷え、だるさ・頭痛・胃腸の不調(下痢や食欲不振)が同時に起きている方におすすめです。

汗が出ず、首や肩がこわばるタイプのかぜ

寒気がする/汗は出ていない

葛根湯かっこんとう

寒気がして、汗が出ないかぜの方におすすめです。体を温めて発散させる漢方です。

のどに熱がこもり、声がかれやすいタイプのかぜ

風邪は治りかけだが声が出ない

響声破笛丸きょうせいはてきがん

熱や寒気は落ち着いたのに、のどの粘膜と声帯のダメージが残り、乾燥と軽い炎症で声がかすれる方におすすめです。

疲れやすく、汗をかきやすくかぜをひきやすいタイプ

風邪をひきやすい/季節の変わり目に崩れる

玉屏風散ぎょくへいふうさん

体を守る力が弱く、かぜをひきやすい、ひくと長引く、疲れるとすぐのどや鼻に出る方におすすめです。

熱とのどの痛みが出やすいタイプのかぜ

熱とのどの痛みから、かぜが始まりました

金羚感冒散きんれいかんぼうさん

かぜの初期から、のどが赤く痛み、熱っぽく、口やのどが渇く方におすすめです。寒気より熱っぽさが目立つことが大切なポイントです。

のどの腫れと痛みが強いタイプのかぜ

のどの腫れが強い/熱っぽい風邪

駆風解毒湯くふうげどくとう

寒気よりも、熱感、のどの痛み、腫れ、口やのどの渇きが目立つ方によく用いられます。発熱や頭痛を伴う場合も含まれます。

体力があまりなく、汗をかきやすいタイプのかぜ

体が弱い、または高齢/風邪をひきはじめた

桂枝湯けいしとう

体力が落ちていて、麻黄を含むかぜ薬が負担になりやすい方の、かぜのひき始めにおすすめしています。自然に汗が出ていることが大切です。

胃腸が弱く、気がふさぎやすいタイプのかぜ

胃腸が弱い、または高齢/風邪をひきはじめた

香蘇散こうそさん

寒気や頭痛、鼻かぜに食欲不振や胃もたれがあり、葛根湯や麻黄湯では強すぎる方におすすめです。麻黄を含まない処方です。

冷えで不調が出やすいタイプのかぜ

冷房でつらい/お腹が冷える

五積散ごしゃくさん

冷房で体が冷え、冷たい飲食で胃腸の動きが止まり、腹痛や下痢、胃もたれ、頭痛が出る方におすすめです。

ストレスで胃腸が乱れやすいタイプのかぜ

お腹の風邪をひく/緊張するとお腹が痛む

柴胡桂枝湯さいこけいしとう

腹痛や吐き気、食欲の低下、みぞおちの張りがあり、胃腸がこわばりやすい方におすすめです。

小柴胡湯しょうさいことう

寒気が強い時期を過ぎ、微熱やだるさ、食欲不振、吐き気、口の苦み、咳などが残っている方におすすめです。

あなたのかぜは、どのタイプ?

ここに無いタイプもあります。どのタイプかは、かぜの出方だけでなく、ほかの症状や体質と合わせて決まります。

かぜの漢方診断をする(無料)

いくつかの質問に答えるだけ・約3分

次のような場合は、漢方選びより先に、医療機関を受診してください。

  • 息苦しい、息が速い、唇の色が悪い
  • 高い熱が続く、ぐったりしている、水分がとれない
  • 意識がぼんやりする、けいれんがある
  • 胸の痛みがある、強いせきが続く
  • 激しい頭痛、首の後ろが硬い
  • のどの痛みが強く、つばも飲み込めない、口が開けにくい

かぜは「寒気と汗」「のど」「鼻水・せき」「胃腸」「長引くかぜ」に分けて考える

同じかぜでも、寒気がして汗が出ないひきはじめ、のどの腫れが強いかぜ、胃腸の不調を伴うかぜ、長引くかぜでは、確かめる体質が違います。

かぜの出方 確かめたいこと 診断で見るタイプ
寒気がして汗が出ず、首や肩がこわばる ひきはじめか、汗の出方 汗が出ず、首や肩がこわばるタイプ/汗が出ず、寒気と節々の痛みが強いタイプ
体力があまりなく、汗をかきやすい 汗、寒気、だるさ 体力があまりなく、汗をかきやすいタイプ
のどの痛み・腫れが強い のどの腫れ、熱、声枯れ のどの腫れと痛みが強いタイプ/熱とのどの痛みが出やすいタイプ
水っぽい鼻水やくしゃみ、たんが出る 鼻水の様子、冷え 冷えがあり、水っぽい鼻水や痰が出るタイプ
吐き気や下痢など、胃腸の不調を伴う 食欲、下痢、だるさ 体が重だるく、胃腸が乱れやすいタイプ/胃腸が弱く、気がふさぎやすいタイプ
かぜが長引く・熱やせきが残る 微熱、せき、食欲 ストレスで胃腸が乱れやすいタイプ/うるおいが不足し、熱が残りやすいタイプ
冷えが強く、体力があまりない 寒気、だるさ、のどの違和感 冷えが強く、体力があまりないタイプ

よくある質問

かぜには、どの漢方薬が使われますか?

AI漢方診断では、かぜをタイプに分けて考えます。よく選ばれるのは、藿香正気散、葛根湯、響声破笛丸、玉屏風散、金羚感冒散、駆風解毒湯、桂枝湯、香蘇散、五積散、柴胡桂枝湯、小柴胡湯、滋陰降火湯、竹葉石膏湯、麦門冬湯、麻黄湯、麻黄附子細辛湯、苓甘姜味辛夏仁湯などです。どれが合うかは、かぜの出方とほかの症状・体質によって変わります。

かぜの漢方は、ひきはじめに飲むものですか?

漢方薬によって違います。寒気がするひきはじめに選ばれるものもあれば、のどの痛みやせき、長引いたかぜに選ばれるものもあります。AI漢方診断では、いまの症状と体質から選びます。

抗生物質を飲んだほうがよいですか?

かぜの多くはウイルスが原因のため、抗菌薬(抗生物質)は必要ないことがほとんどです。抗菌薬が必要かどうかは、医師が判断します。

市販のかぜ薬と一緒に飲めますか?

市販のかぜ薬には、甘草(かんぞう)など、漢方と同じ成分が入っていることがあります。重ねて飲まないよう、薬剤師に確かめてください。

かぜをひきやすい体質も、選べますか?

AI漢方診断では、疲れやすさや汗の出方などから、かぜをひきやすいタイプも考えます。

受診の目安

次のようなときも、医療機関で相談してください。

  • 症状が1週間以上続く、いったん落ち着いてから悪くなった
  • 持病がある、高齢である、妊娠中である
  • 子どものかぜ(年齢によって、使える薬や量が違います)
  • インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が心配

参考・出典

かぜに合う漢方を、体質から選ぶ

かぜだけでなく、ほかの症状も確かめてから、あなたの体質に合う漢方を選びます。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、医師・薬剤師等の専門家による個別の医療アドバイスに代わるものではありません。かぜに似た症状には、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、肺炎、細菌による扁桃炎などが関係する場合があります。漢方薬は体質や症状、持病、服薬状況によって適否が異なります。持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断で服用・中止せず、事前に医師または薬剤師へご相談ください。