喉の乾燥と、会話で誘発される空咳が続く例
口と喉の乾燥があり、声を出すと喉がカラカラになって咳き込む状態が1年以上続いていました。医療機関の検査では異常が確認されていませんでした。
乾いた咳が続く。痰が絡んで切れにくい。会話や冷気で咳き込み、夜や明け方に悪化する。
咳は、期間、痰の有無と色、夜間・明け方の悪化、喘鳴、息苦しさ、鼻炎・後鼻漏、食後との関係、服用薬を確認する必要があります。
漢方では、水分が痰になる湿痰、粘膜が乾く陰虚、緊張で呼吸が詰まる気滞、炎症が強い湿熱などを分けます。ただし、強い呼吸困難や血痰、高熱、胸痛がある場合は医療機関を優先します。
咳という症状名だけで決めず、乾燥、痰の性状、熱、冷え、喉や胸の緊張、体力を比較します。
| 症状の出方 | 比較する処方 | 一緒に確認すること |
|---|---|---|
| 乾いた空咳、喉の乾燥、会話や冷気で咳き込む | 麦門冬湯 | 咳の期間、口渇、感染症、甘草を含む薬の重複を確認します。 |
| 黄色く粘る痰、強い咳、熱感、喘鳴 | 麻杏甘石湯 | 呼吸困難、胸痛、発熱、血圧、他の麻黄・甘草含有薬を確認します。 |
| 粘る痰が切れにくく、長引く気管支炎様の咳 | 清肺湯 | 痰の色・におい・血の混入、肺炎や慢性肺疾患の有無を確認します。 |
| 緊張や会話で咳、胸苦しさ、喉のつかえを伴う | 神秘湯・半夏厚朴湯 | 喘息、心肺疾患、パニック発作、服用薬を確認します。 |
| 透明で薄い痰や鼻水が多く、冷えると悪化する | 小青竜湯 | 動悸、血圧、発汗、胃腸の弱さ、他の麻黄・甘草含有薬を確認します。 |
| 風邪後の咳が長引き、疲労・食欲低下を伴う | 人参養栄湯 | 肺炎、体重減少、貧血、持病、治療中の薬を確認します。 |
喘息の吸入薬や処方薬を自己判断で中止せず、使用中の薬と持病を医師または薬剤師へ伝えてください。
次の場合は、AI診断や漢方選びだけで様子を見ないでください。
咳・喘息と全身の状態をまとめて確認する
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2026年6月25日時点の直近30日間の診断件数
「咳・喘息」が選択された件数。全体の約3%
男性8%、平均年齢49歳
40代22%
2026年6月25日の既存ページ集計です。以下の相談データとは別母集団です。
堀口和彦先生による過去の漢方相談・処方選定データを整備した「咳・喘息症例」から、空咳、痰が絡む咳、風邪後に長引く咳などが主要な相談テーマとして確認できた全5件を整理しました。
体質、併発症状、漢方薬は1人に複数記録される場合があります。
自動抽出64件を原文確認し、喘息・咳喘息の診断や吸入治療中、強い呼吸症状、血痰、感染直後、逆流性食道炎等の治療中、家族相談、咳が併記のみの例など59件を一般公開集計から除外しました。
原文確認済みの相談群
初期処方選定を確認できた群
男性1件
36〜56歳
原文確認済み5件のため、割合グラフや処方ランキングは掲載していません。
一緒に記録された項目:疲労・体力低下2件、乾いた咳・空咳1件、喉の乾燥・刺激1件、冷え・気温・気圧1件、ストレス・緊張・運動1件。
記録された体質:血瘀3件、湿熱3件、気虚2件、血虚1件、陽虚1件。
初期回答で確認した処方:麻杏甘石湯2件、麦門冬湯2件、神秘湯2件、清肺湯1件、白虎加人参湯1件、荊芥連翹湯1件、防風通聖散1件。
代表相談例6件は表示専用に選定した別母集団で、相談件数の分母・分子には使用していません。AI診断データとの合算・割合の直接比較もしません。
初期相談時の咳の出方と、堀口先生が初期回答で選定した漢方薬を、個人が特定されないよう要約しています。改善経過や効果を示す症例ではありません。
口と喉の乾燥があり、声を出すと喉がカラカラになって咳き込む状態が1年以上続いていました。医療機関の検査では異常が確認されていませんでした。
1か月ほど咳が続き、息を吸った時や会話中に咳が出ていました。喉に痰が張り付くような感覚もありました。
風邪が治った後も咳だけが数か月続き、同じ経過を以前にも繰り返していました。疲れや生活の乱れで下痢になることもありました。
毎年同じ季節になると、風邪をきっかけに咳が長引く傾向がありました。相談時には、繰り返す咳に合う漢方薬を希望していました。
咳が出ない時もある一方、出始めると止まりにくく、1か月ほど頻度が増えていました。アレルギー、肩こり、便秘傾向も一緒に確認されました。
喉へ鼻水が流れる感覚が続き、風邪をひくと咳が長引く状態へ移行しやすい傾向がありました。相談時には呼吸器の薬は使用していませんでした。
初期回答で選定:辛夷清肺湯
代表相談例6件は、相談統計・処方集計の分母や分子には使用していません。
同じ咳でも、乾いた空咳、透明な痰、黄色い痰、緊張で出る咳、疲労とともに長引く咳では、確認する体質が変わります。
水分代謝が滞り、透明で薄い痰、水っぽい鼻水、冷えで悪化する咳が出やすいタイプです。

喉や気道の潤いが不足し、乾いた咳、粘る痰、会話や冷気で誘発される咳が続きやすいタイプです。

ストレスや緊張で気が滞り、喉のつかえ、胸苦しさ、会話中の咳が出やすいタイプです。

痰や分泌物に熱が加わり、黄色く粘る痰、強い咳、熱感、喘鳴が出やすいタイプです。

肺と全身を支える気が不足し、風邪をひきやすい、咳が長引く、息切れしやすいタイプです。

気道粘膜を養う血が不足し、風邪後の咳や喉の違和感、疲労、乾燥が長引きやすいタイプです。

血流が滞り、慢性化した気道の炎症、胸や背中のこわばり、肩こりと咳が続きやすいタイプです。

体を温める力が不足し、冷気や雨天で咳・薄い痰・息切れが悪化しやすいタイプです。

咳は気道に入った異物や分泌物を外へ出す反射です。長引く咳には、感染後咳嗽、喘息・咳喘息、上気道咳症候群、胃食道逆流症、薬剤性咳嗽、COPD、間質性肺炎など、複数の原因が関係します。
喉や気道が乾き、会話や冷気で咳が誘発される場合は、粘膜の状態を確認します。
透明で薄い痰か、黄色く粘る痰か、血が混じるかで確認すべき病態が変わります。
ゼーゼー、胸苦しさ、夜間・明け方の悪化がある場合は、喘息等の医療評価を優先します。
夜間、明け方、会話、運動、冷気、食後、横になった時など、咳が出る条件を記録します。
色、量、粘り、におい、血の混入を確認します。血痰や急な変化は医療機関へ相談してください。
喫煙・受動喫煙、ほこり、香料、冷たい空気、室内の乾燥が咳を誘発する場合があります。
吸入薬や処方薬は自己判断で中止せず、漢方を検討する際も使用中の薬を伝えます。
麦門冬湯、小青竜湯、麻杏甘石湯、清肺湯、神秘湯、半夏厚朴湯、補中益気湯、人参養栄湯などが比較されます。ただし、乾いた空咳か、透明で薄い痰か、黄色く粘る痰か、夜間の咳、喉のつかえ、風邪後の長引く咳、持病、服用薬によって判断が変わります。強い息苦しさ、喘鳴、胸痛、血痰、高熱がある場合は医療機関での確認を優先します。
喉や気道の乾燥、会話や冷気で誘発される空咳、痰が少なく切れにくい咳では、麦門冬湯などを比較します。口渇や熱感が強い場合は別の処方も検討します。長引く場合は咳喘息、感染後咳嗽、胃食道逆流症などの確認も必要です。
透明で水っぽい痰と鼻水があり、冷えで悪化する場合は湿痰・陽虚を確認します。黄色く粘る痰、熱感、強い咳がある場合は炎症や感染症を確認します。痰の色、量、におい、血の混入を記録してください。
あります。喉や胸の緊張、喉のつかえ感、不安やストレスが重なると咳が誘発されることがあります。神秘湯や半夏厚朴湯などを比較する場合がありますが、喘息や気道疾患が隠れていないかを先に確認します。
数日で軽くなる咳とは分けて考えます。3週間以上続く咳、繰り返す咳、夜間・明け方の咳では、感染後咳嗽、咳喘息、喘息、後鼻漏、胃食道逆流症などの確認が必要です。医療機関で原因を確認したうえで体質に合う漢方を検討します。
併用できる場合がありますが、吸入ステロイドや気管支拡張薬を自己判断で中止しないでください。使用中の吸入薬、内服薬、発作時薬、持病を医師または薬剤師へ伝え、甘草や麻黄を含む処方の重複にも注意します。
強い息苦しさ、会話困難、横になれない呼吸苦、唇や顔色の異常、胸痛、血痰、高熱、意識がぼんやりする症状は緊急性があります。喘息発作が普段より強い場合も、漢方や市販薬だけで様子を見ないでください。
胃酸や胃内容物の逆流が喉や気道を刺激して、咳の原因になることがあります。胸やけ、酸っぱいものが上がる、食後や横になると咳が増える場合は医療機関へ相談してください。処方薬を自己判断で中止しないことも重要です。
直接比較できません。KanpoNow AI漢方診断データと、堀口先生の過去の相談・初期処方選定データは別母集団です。今回の原文確認済み相談群は5件で、30件未満のため相談グラフや処方ランキングは掲載していません。
咳の期間、乾いた咳か痰を伴うか、痰の色と量、夜間・明け方の悪化、喘鳴、息苦しさ、鼻炎・後鼻漏、喉の乾燥、食後との関係、冷え、疲労、ストレス、持病、服用薬を確認します。緊急症状や治療中喘息がある場合は医療機関を優先します。
咳が3週間以上続く、繰り返す、夜間・明け方に悪化する場合は、原因を医療機関で確認してください。強い息苦しさ、会話困難、胸痛、血痰、高熱、顔色不良がある場合は速やかな受診が必要です。
咳の期間、痰の色と量、夜間・明け方、喘鳴、息苦しさ、鼻炎、後鼻漏、喉の乾燥、食後との関係、冷え、疲労、ストレス、持病、服用薬まで含めて確認します。
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※本ページは一般的な情報提供を目的とし、個別の診断や治療に代わるものではありません。喘息・咳喘息の吸入薬や処方薬を使用中の方、持病がある方、妊娠中・授乳中の方、小児、高齢の方は、自己判断で薬を開始・中止せず医師または薬剤師へ相談してください。
光和堂薬局 院長。埼玉県生まれ。東京理科大学薬学部卒、同大学院修士課程修了。総合漢方研究会 学術部員。元東京大学大学院医学系研究科 客員研究員。公益法人埼玉県鍼灸師会会員。さいたま市学校薬剤師(指扇中学校)。一般財団法人日本漢方連盟 会員。
著書に『やさしい漢方入門』(健友館)、『パプアニューギニアの薬草文化』(アボック社)、『体質で決まる漢方と養生‐気精血水‐』(万来舎)など。