ストレスで気が滞りやすいタイプの更年期の悩み
イライラしやすく、体に張りを感じる
加味逍遙散かみしょうようさん
更年期にカッとなる、汗が出る、足は冷える、肩がこる、気分が揺れるなど、のぼせと冷えが入り混じる方におすすめです。
更年期の不調を、ひとつの症状名だけでなく、症状の重なりと8つの体質から整理する親ページです。
ほてりや発汗だけでなく、不眠、イライラ、むくみ、動悸、めまい、便秘、冷え、肩こり、体重増加など、更年期には身体と心の変化が重なって現れることがあります。
このページから、いま最も気になる症状の子ページと、気滞・血虚・陰虚・血瘀・気虚・湿痰・陽虚・湿熱の8体質へ進めます。
症状 × 体質から、あなたに合う漢方を見つけます。
更年期は、体質によって合う漢方が違います。
更年期の漢方は、体質によって選びます。KanpoNow のAI漢方診断で「更年期の悩み」によく選ばれるのは、加味逍遙散・柴胡桂枝乾姜湯・知柏地黄丸・女神散です。
KanpoNow は、症状から体質を考え、体質に必要な働きを持つ生薬の組み合わせ(漢方)を選びます。
いくつかの質問に答えると、更年期のタイプと体質から、合う漢方を選びます(約3分・無料)。
更年期のAI漢方診断をするAI漢方診断は、「更年期の悩み」をタイプに分けて、体質に合う漢方を選びます。ここでは、「更年期の悩み」でよく選ばれるタイプと漢方を紹介します。
ストレスで気が滞りやすいタイプの更年期の悩み
イライラしやすく、体に張りを感じる
加味逍遙散かみしょうようさん
更年期にカッとなる、汗が出る、足は冷える、肩がこる、気分が揺れるなど、のぼせと冷えが入り混じる方におすすめです。
冷えと緊張が重なるタイプの更年期の悩み
手足が冷え、寝汗で目が覚める
柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとう
疲れやすく冷え症なのに、顔や頭だけほてる、口が渇く、寝汗が出る、動悸や不眠がある方におすすめです。
腰がだるく、ほてりやすいタイプの更年期の悩み
腰がだるく、上半身が急に熱くなる
知柏地黄丸ちばくじおうがん
体のうるおいが不足しがちで、顔や上半身が急に熱くなり、寝汗や口の渇きを伴う方におすすめです。
気分が不安定になりやすいタイプの更年期の悩み
のぼせとめまいがある
女神散にょしんさん
カッとのぼせて顔がほてり、ふわふわするめまいがある方におすすめです。
のぼせやすく、気持ちが高ぶりやすいタイプの更年期の悩み
興奮(イライラ)強く、便秘もしている
柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう
更年期に、動悸や不眠、不安、のぼせ、イライラ、便秘が重なっている方におすすめです。冷えや体の弱りが強い場合は、別の処方も候補になります。
血が不足し、むくみやすいタイプの更年期の悩み
冷え性で、むくみやすい
当帰芍薬散とうきしゃくやくさん
血の不足と水の滞りから、冷えや疲れ、めまい、頭の重さなどが出る、更年期の不調がある方におすすめです。
疲れやすく、気持ちが張りつめやすいタイプの更年期の悩み
気持ちが張りつめやすく、胃腸が弱いほう
加味帰脾湯かみきひとう
心身の疲れで気と血が不足し、ほてりや血色の悪さとともに、更年期に不安や眠りの浅さが続く方におすすめしています。
気と血が不足し、巡りも滞りがちなタイプの更年期の悩み
冷えて疲れやすく、経血に塊が出るタイプ
芎帰調血飲第一加減きゅうきちょうけついんだいいちかげん
更年期に冷えのぼせ、イライラ、肩こり、疲れ、気分の波が入り混じる方によく用いられます。加味逍遙散だけでは冷えや疲れが残るような、こじれた不調に向いています。
血の巡りが滞りやすいタイプの更年期の悩み
むくみやすく、生理前半に強く痛むタイプ
桂枝茯苓丸料けいしぶくりょうがんりょう
顔がのぼせ、足が冷え、肩こりや頭重が強いなど、気持ちの症状よりも血の巡りの滞りによる体の症状が目立つ更年期の方におすすめです。
ストレスで気が滞り、胃やお腹が痛みやすいタイプの更年期の悩み
手足が冷え、ストレスで痛みがでる
四逆散しぎゃくさん
更年期に気の巡りがつかえ、胸の重苦しさとともに、不安や眠りにくさが出ている方によく用いられます。
ここに無いタイプもあります。どのタイプかは、更年期の出方だけでなく、ほかの症状や体質と合わせて決まります。
KanpoNow AI漢方診断のデータ
KanpoNow の AI漢方診断では、2026年10月27日までに 6,401件の診断で「更年期の悩み」が選ばれています。多い体質は「気滞」(気が張って詰まりやすい・26%)と「湿痰」(余分な水がたまりやすい・19%)でした。一緒に選ばれたお悩みは「ホットフラッシュ」「疲れ」「肥満・ダイエット」です。このうち更年期の年代(40〜50代の女性)は 6,182件(97%)で、多い体質は「気滞」(26%)と「湿痰」(19%)でした。
時点・毎朝更新
押すと、そのお悩みの漢方のページ(例:ホットフラッシュの漢方)が開きます
※ 診断で選ばれた漢方の例で、効き目をお約束するものではありません。
このページは更年期のハブとなるページです。
更年期全体の見取り図を示し、症状別ページへ案内します。男性の更年期は女性の相談統計へ含めず、男性更年期の専用ページで分けて説明します。
このページでは全体像を確認し、具体的な悩みは症状別ページで詳しく見ます。相談データの件数は、公開統計36件の初期相談時に一緒に記録された件数であり、効果や推奨順位を示すものではありません。
堀口和彦先生による過去の漢方相談・処方選定データから、更年期を主訴とした相談(36件)を整理しました。
体質、併発症状、漢方薬は1人に複数記録される場合があります。
この集計は改善実績ではなく、初期相談時に記録された体質、併発症状、堀口先生の初期回答での処方選定履歴です。件数は効果や推奨順位を示すものではありません。
複数回答集計です。このページでは全体像を示し、各症状の詳細はリンク先のページで説明します。
1人に複数の体質が記録される場合があります。体質件数は優劣や診断の確定を示しません。
| 順位 | 漢方薬 | 件数 | 36件に対する割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 女神散 | 15件 | 41.7% |
| 2 | 柴胡加竜骨牡蛎湯 | 9件 | 25.0% |
| 3 | 柴胡桂枝乾姜湯 | 6件 | 16.7% |
| 4 | 温経湯 | 5件 | 13.9% |
| 5 | 加味逍遙散 | 4件 | 11.1% |
| 6 | 疎経活血湯 | 3件 | 8.3% |
| 7 | 通導散 | 2件 | 5.6% |
| 8 | 桂枝茯苓丸料 | 2件 | 5.6% |
| 9 | 黄連解毒湯 | 2件 | 5.6% |
| 10 | 九味檳榔湯 | 2件 | 5.6% |
複数回答集計です。堀口先生の初期回答で実際に選定を確認できた処方だけを集計しています。件数は効果や一般的な推奨順位を示すものではありません。
※1人に複数の体質・症状・漢方を記録しているため、%の合計は100になりません。
以下の6件は、公開統計36件とは別の症例です。初期相談時の情報だけを要約し、個人情報、購入・配送に関する情報、服用後の経過は掲載していません。
ほてりで夜中や早朝に目が覚め、もともとの冷えと便秘も重なっていました。初期相談時には、熱感だけでなく、冷えと胃腸の状態を一緒に確認しています。
感情の高ぶりに加えて、肩こりと眠りの浅さが続いていました。初期相談では、気力の低下と水分代謝の偏りも含めて体質を整理しています。
夏場に強くなるほてりと発汗に、動悸と便通の不安定さが重なっていました。初期相談では、熱のこもり方と体力のバランスを確認しています。
月経の変化とともにホットフラッシュが現れ、だるさ、集中力の低下、不安感も感じていました。初期相談では、巡りと冷えの両面から体質を整理しています。
ふわふわするめまいに、強い肩こりと頭痛、便秘が重なっていました。初期相談では、胃腸の状態と体力、熱の偏りを一緒に確認しています。
むくみが強く、体のだるさと体重増加、月経周期の変化が重なっていました。初期相談では、水分の偏りと血の巡りを中心に確認しています。
更年期は、一般に閉経を挟む前後およそ10年間を指します。閉経年齢には個人差があり、年齢だけで更年期障害と判断するものではありません。
この時期には、女性ホルモンの変動に、睡眠、仕事や家庭の負担、体力、持病などが重なり、ほてり、発汗、冷え、動悸、めまい、肩こり、疲労、不眠、不安、気分の落ち込み、泌尿生殖器の不調など、多様な症状が現れることがあります。
閉経前後の心身の不調を「更年期症状」と呼び、その症状によって日常生活に支障が出る状態が「更年期障害」です。似た症状を起こす別の病気を除外することも重要です。
同じホットフラッシュや不眠でも、熱がこもっているのか、冷えているのか、疲れているのか、水分や血の巡りが滞っているのかで考え方が変わります。体質は1つに限定されず、複数が重なることがあります。
気の巡りが滞り、胸や喉のつかえ、ため息、動悸、不眠、感情の揺れが重なりやすい体質です。

心身を養う血が不足し、疲れやすさ、めまい、眠りの浅さ、肌や髪の乾燥が重なりやすい体質です。

体を潤し熱を鎮める力が不足し、夕方以降のほてり、寝汗、口の渇き、不眠が出やすい体質です。

血の巡りが滞り、顔はほてるのに足は冷える、肩こり、頭痛、下腹部の張りが重なりやすい体質です。

心身を動かす気が不足し、疲労、食欲低下、息切れ、少し動いただけで消耗する状態が出やすい体質です。

余分な水分が停滞し、むくみ、めまい、頭重感、胃もたれ、体の重さが重なりやすい体質です。

体を温め動かす力が不足し、冷え、頻尿、下半身の弱り、疲労、温めると楽になる症状が出やすい体質です。

余分な水分と熱がこもり、暑がり、多汗、便秘、腹部脂肪、肌の不調が重なりやすい体質です。

8体質の見分け方と症状別の考え方を詳しく確認できます。
更年期の8つの体質を見るAI漢方診断では、「更年期の悩み」をタイプに分けて考えます。よく選ばれるのは、加味逍遙散、柴胡桂枝乾姜湯、知柏地黄丸、女神散などです。どれが合うかは、更年期の出方とほかの症状・体質によって変わります。
併用を検討できる場合はありますが、自己判断で追加・中止しないでください。HRTを受けている方、持病の治療中の方、複数の薬や漢方薬を使用している方は、処方医と薬剤師に使用中の薬をすべて伝え、甘草、大黄、麻黄、黄芩などの重複や相互作用を確認します。
服用期間は製品、処方、症状によって異なりますが、漫然と長期間続けず、数週間から1か月を目安に症状の変化と副作用を確認します。改善がない、悪化した、むくみ・動悸・筋肉のつり・発疹・胃腸症状などが現れた場合は、服用を中止または見直し、医師・薬剤師・登録販売者へ相談してください。
胸痛、失神、冷汗、強い息苦しさ、急に始まった激しい動悸、片側の麻痺やしびれ、突然の激しい頭痛、閉経後の出血、長く続く不正出血、片脚だけの急な腫れ、原因不明の体重減少がある場合は受診を優先してください。自傷・希死念慮、躁状態、幻覚や妄想、日常生活を保てないほどの不調がある場合も、早急に医療機関へ相談してください。
更年期に似た症状は、甲状腺疾患、貧血、循環器疾患、婦人科疾患、睡眠障害、精神疾患、薬の影響などでも起こります。症状が強い場合や長引く場合は、婦人科、内科、循環器内科、精神科・心療内科など、症状に応じた医療機関で確認してください。
更年期だけでなく、ほかの症状も確かめてから、あなたの体質に合う漢方を選びます。
AI漢方診断をはじめる(無料)※本ページは一般的な情報提供を目的とし、個別の診断・治療・服薬指示に代わるものではありません。漢方薬は、体質、持病、妊娠・授乳の有無、服薬状況によって適否が異なります。治療中の方は自己判断で薬を追加・中止せず、医師または薬剤師へご相談ください。