冷えて虚弱で、お腹がゆるいタイプのめまい
冷えがあり、体が重だるい
真武湯しんぶとう
ぐるぐる回るめまいというより、体が浮くようなふらつき、足元の頼りなさ、重だるさがある方におすすめです。
めまいの漢方は、「回る」「ふわふわする」「クラッとする」を分けて考えます。
周囲がぐるぐる回る、雲の上を歩くようにふわふわする、立ち上がると目の前が暗くなる。めまいの出方によって、確認すべき原因と比較する漢方薬は変わります。
吐き気、耳鳴り・難聴、頭痛、首肩こり、冷え、むくみ、血圧、胃腸、疲労、ストレス、月経・更年期まで確認し、症状と体質の重なりから候補を整理します。
症状 × 体質から、あなたに合う漢方を見つけます。
めまいは、体質によって合う漢方が違います。
めまいの漢方は、体質によって選びます。KanpoNow のAI漢方診断でめまいによく選ばれるのは、真武湯・当帰芍薬散・女神散・半夏白朮天麻湯・苓桂朮甘湯です。
KanpoNow は、症状から体質を考え、体質に必要な働きを持つ生薬の組み合わせ(漢方)を選びます。
いくつかの質問に答えると、めまいのタイプと体質から、合う漢方を選びます(約3分・無料)。
めまいのAI漢方診断をするAI漢方診断は、めまいをタイプに分けて、体質に合う漢方を選びます。ここでは、めまいでよく選ばれるタイプと漢方を紹介します。
冷えて虚弱で、お腹がゆるいタイプのめまい
冷えがあり、体が重だるい
真武湯しんぶとう
ぐるぐる回るめまいというより、体が浮くようなふらつき、足元の頼りなさ、重だるさがある方におすすめです。
血が不足し、むくみやすいタイプのめまい
冷え性で、むくみやすい
当帰芍薬散とうきしゃくやくさん
血が不足しがちで余分な水もたまりやすく、頭がすっきりしない、ふわふわする、立ちくらみがする方によく用いられます。
気分が不安定になりやすいタイプのめまい
のぼせとめまいがある
女神散にょしんさん
カッとのぼせて顔がほてり、ふわふわするめまいがある方におすすめです。
胃腸が弱く、水がたまりやすいタイプのめまい
天気でめまいが悪くなり、頭が重い
半夏白朮天麻湯はんげびゃくじゅつてんまとう
胃腸が弱く、消化に力を取られて頭がぼんやりし、眠気やだるさ、ふらつきが出る方によく用いられます。
朝が弱く、めまいやふらつきがあるタイプ
朝が弱く、午後になると調子がよくなる
苓桂朮甘湯りょうけいじゅつかんとう
余分な水が頭へのぼり、体が浮くようなふらつきや、立ち上がったときにクラッとする感じがある方におすすめです。
のぼせやすく、気持ちが高ぶりやすいタイプのめまい
興奮(イライラ)強く、便秘もしている
柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう
体力は中くらい以上で、のぼせる・手足が熱い・血圧が高めといった熱っぽさがあり、イライラ・不眠・不安・動悸が出やすい方によく用いられます。
疲れやすく、気持ちが張りつめやすいタイプのめまい
気持ちが張りつめやすく、胃腸が弱いほう
加味帰脾湯かみきひとう
顔色が悪い、疲れやすい、動悸、立ちくらみ、眠りの浅さが重なる、血が不足しがちな方におすすめです。
気と血が不足し、巡りも滞りがちなタイプのめまい
冷えて疲れやすく、経血に塊が出るタイプ
芎帰調血飲第一加減きゅうきちょうけついんだいいちかげん
体力は中くらい以下で、気と血が不足しがちなうえに、気と血の巡りも滞りやすい方におすすめです。
血の巡りが滞りやすいタイプのめまい
むくみやすく、生理前半に強く痛むタイプ
桂枝茯苓丸料けいしぶくりょうがんりょう
下腹部の血の滞りに余分な水のたまりが重なり、のぼせや足の冷えとともにめまいが出る方におすすめです。
気が上にのぼりやすく、頭や目に出やすいタイプのめまい
イライラでめまいや頭痛が起こる
釣藤散ちょうとうさん
ストレスや肩こりとともに、耳鳴り、ふらつき、頭の重さが出る方におすすめです。
ここに無いタイプもあります。どのタイプかは、めまいの出方だけでなく、ほかの症状や体質と合わせて決まります。
KanpoNow AI漢方診断のデータ
KanpoNow の AI漢方診断では、2026年11月5日までに 2,687件の診断で「めまい」が選ばれています。多い体質は「気滞」(気が張って詰まりやすい・27%)と「湿痰」(余分な水がたまりやすい・25%)でした。一緒に選ばれたお悩みは「疲れ」「肩こり」「更年期の悩み」です。よく選ばれている漢方は「半夏白朮天麻湯」「女神散」です。このうち更年期の年代(40〜50代の女性)は 1,866件(69%)で、多い体質は「湿痰」(28%)と「気滞」(26%)でした。
時点・毎朝更新
押すと、そのお悩みの漢方のページ(例:疲れの漢方)が開きます
※ 診断で選ばれた漢方の例で、効き目をお約束するものではありません。
すぐ受診したいめまい
ろれつが回らない、片側の手足に力が入らない・しびれる、意識がぼんやりする、激しい頭痛、歩けない、胸痛・失神、急な難聴、嘔吐が続いて水分が取れない場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
堀口和彦先生による過去の漢方相談・処方選定データから、めまい・ふらつき・立ちくらみを主訴とした相談(36件)を整理しました。
これは改善実績や効果の集計ではありません。体質、併発症状、漢方薬は1人に複数記録される場合があります。
件数は効果や推奨順位ではなく、相談時の記録と初期回答における出現件数です。代表相談例6件は、このグラフの分母・分子として別に加算していません。
※1人に複数の体質・症状・漢方を記録しているため、%の合計は100になりません。
相談データから、めまいの出方が異なる6件を公開用に要約しました。
周囲や自分が回って見える回転性のめまいがあり、強い吐き気、肩こり、疲れやすさ、胃腸の弱りが重なっていました。月経周期、風邪、疲労、ストレスとの関係も確認されました。
回転性めまいの後から、立ちくらみや視覚との不一致感が続き、低い耳鳴り、不安感、睡眠の浅さも確認されました。
長く続く浮動感と、ときどきクラッとする感覚がありました。低血圧傾向、軟便、やせやすさ、緊張との関係も確認されました。
初期回答で選定された漢方薬:半夏白朮天麻湯
立ちくらみに加え、顔の熱感と手足の冷え、生理前後のむくみ、イライラ、血色の悪さが重なる相談でした。
疲労、ストレス、天候変化の前に浮動感が出やすく、起き上がるときの軽い回転感、首肩こり、眼精疲労、頭痛、胃腸虚弱が重なっていました。
通勤時を含む朝から午前中に、ふわっとするめまい、動悸、頭痛、肩こり、吐き気、食欲低下が出やすく、月経前後の変化も確認されました。
めまいには、内耳の病気、脳の病気、血圧変動、貧血、不整脈、薬、脱水、低血糖、ストレスなど、さまざまな原因があります。漢方で体質を整理する前に、危険な症状や治療が必要な病気を見逃さないことが大切です。
内耳の平衡感覚の異常が多い一方、神経症状や激しい頭痛を伴う場合は脳の病気も確認します。
自律神経、首肩こり、薬、睡眠、ストレス、内耳の病気などを幅広く確認します。
起立性低血圧、脱水、貧血、不整脈、低血糖、食事不足などを確認します。
| めまいの出方 | 確認したい背景 | 漢方で比較する体質 |
|---|---|---|
| 周囲や自分がぐるぐる回る | 耳鳴り・難聴、吐き気、頭位、神経症状 | 湿痰、陽虚、湿熱 |
| 雲の上のようにふわふわする | ストレス、睡眠、首肩こり、更年期、薬 | 気滞、血瘀、気虚 |
| 立ち上がると目の前が暗くなる | 血圧、脱水、貧血、食事、心拍 | 気虚、血虚、陽虚 |
| 低気圧で頭重・むくみと悪化 | 水分の偏り、尿量、胃腸、頭痛 | 湿痰、気虚 |
| 急な難聴・ろれつ障害・片麻痺 | 内耳や脳の緊急疾患 | 漢方より先に医療機関で確認 |
更年期の年代(40〜50代)の女性にも、めまいはよくみられます。ただ、女性ホルモンの変化だけで起こるとは限りません。まず耳・脳・心臓などの病気がないかを確かめ、そのうえで、ほてり・睡眠・疲れ・冷え・胃腸などと合わせて、体質から考えます。
KanpoNow AI漢方診断のデータ
めまいで診断した方のうち、40〜50代の女性は 1866件(69%)でした。
40〜50代の女性に多い体質
40〜50代の女性によく選ばれている漢方
時点・毎朝更新 ※ 診断で選ばれた漢方の例で、効き目をお約束するものではありません。
ホルモンと自律神経のゆらぎ
ほてり・汗・睡眠・気分の波が、めまいの感じ方に影響することがあります。
耳・血圧・血液・薬
内耳の病気、血圧の異常、貧血、甲状腺の病気、薬の影響など、更年期のほかの原因を先に確かめます。
疲れ・不安・胃腸・首肩こり
病気がないと分かったあと、睡眠不足、緊張、胃腸の弱さ、冷えなどを、体質とあわせて整理します。
ほてり・不眠・イライラなど、更年期のほかの悩みもあわせて考えたい方は、更年期の漢方もご覧ください。
めまいでは、湿痰・気滞・気虚・血虚が中心になることが多い一方、冷え、耳鳴り、のぼせ、肩こり、月経・更年期によって陽虚・陰虚・血瘀・湿熱も確認します。
緊張、不安、のぼせ、胸やのどのつかえ、睡眠の乱れ

気の滞りと自律神経の緊張が、浮動感や不安を強めていないかを見ます。
月経、食事不足、疲労、動悸、眠りの浅さ

口渇、目の乾燥、夜の熱感、不眠、耳鳴り

潤い不足と虚熱が重なるため、単純に水だけをさばく方向とは異なります。
固定した肩こり、目の疲れ、月経痛、くすみ

疲労、食欲低下、息切れ、声に力がない、胃腸虚弱

頭まで気血を保つ力と、食事からエネルギーをつくる力を見ます。
胃の水っぽさ、むくみ、雨の日の悪化、食欲低下

下半身の冷え、軟便、体力低下、尿の乱れ

飲酒、便秘、顔の赤み、熱感、胃腸の不調

AI漢方診断では、めまいをタイプに分けて考えます。よく選ばれるのは、真武湯、当帰芍薬散、女神散、半夏白朮天麻湯、苓桂朮甘湯などです。どれが合うかは、めまいの出方とほかの症状・体質によって変わります。
違う場合があります。回転性では内耳の病気や水分の偏り、吐き気、耳鳴り・難聴を確認します。浮動性では自律神経、血圧、貧血、首肩のこり、薬、ストレスなども含めて原因を整理します。
起立性低血圧、脱水、貧血、食事不足、薬の影響、心臓の病気などを確認します。失神、胸痛、強い動悸がある場合は、漢方選びより受診を優先してください。
五苓散は、口渇と尿量の偏り、むくみ、頭重、低気圧との関係などがある場合に比較します。胃腸虚弱が強ければ半夏白朮天麻湯、冷えと下痢が強ければ真武湯など、全身状態で比較します。
内耳の病気を確認するため、耳鼻咽喉科での評価が重要です。急に聞こえにくくなった場合は、できるだけ早く受診してください。漢方では耳の症状だけでなく、回転感、冷え、水分、疲労、睡眠なども確認します。
あります。天候変化とともに頭重、むくみ、吐き気、耳の詰まり感が出る場合は、水分の偏りを確認します。ただし、繰り返すめまいは耳鼻咽喉科や神経内科で原因を確認してください。
更年期ではホルモン変化に加え、冷えのぼせ、睡眠、不安、肩こり、耳鳴り、血圧変動などが重なることがあります。更年期だけと決めつけず、急な難聴や神経症状がないかも確認します。
原因によります。脱水では適切な補水が必要ですが、医師から水分量の指示を受けている病気もあります。自己判断で極端に増減せず、嘔吐が続く、水分が取れない、尿が少ない場合は受診してください。
いいえ。件数は効果や推奨順位ではありません。堀口先生が相談時の体質と症状を確認し、初期回答で選定した処方の出現件数です。
ぐるぐる・ふわふわ・立ちくらみなどの出方、吐き気、耳鳴り・難聴、頭痛、首肩こり、冷え、むくみ、血圧、胃腸、疲労、睡眠、ストレス、月経・更年期をまとめて確認します。
はい。立ち上がったときにクラッとする立ちくらみや、足元がふらつく感じも、めまいの一つとして考えます。脱水、食事不足、貧血、低血圧、薬の影響などが関係することがあるため、くり返す、失神しそうになる、動悸を伴う場合は医療機関で確かめてください。漢方では、疲れやすさ・冷え・胃腸の状態など、ほかの症状と合わせて体質から選びます。
一つには決められません。ぐるぐる回って吐き気や胃腸の弱さがある、ふわふわして不安やのぼせがある、立ちくらみと疲れがある、冷えやむくみがある、など、めまい以外の症状と体質を比べて選びます。KanpoNow のAI漢方診断では、更年期のほかの悩みもあわせて確かめてから選びます。
ぐるぐる回る、耳鳴り、聞こえにくさ、耳が詰まった感じがある場合は、耳鼻咽喉科が基本です。ろれつが回らない、片側のしびれ・力が入らない、物が二重に見える、歩けないなどがあれば、救急や脳神経の診察を優先します。動悸・胸の痛み・失神を伴う場合は、内科・循環器内科にも相談してください。
次のような場合は、体質によるめまいと決めつけず、医療機関へ相談してください。
めまいだけでなく、ほかの症状も確かめてから、あなたの体質に合う漢方を選びます。
AI漢方診断をはじめる(無料)※本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、医師・薬剤師等の専門家による個別の医療アドバイスに代わるものではありません。めまいには、内耳の病気、脳卒中、血圧異常、貧血、不整脈、低血糖、脱水、薬の影響などが関係する場合があります。漢方薬は体質や症状、持病、服薬状況によって適否が異なります。持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断で服用・中止せず、事前に医師または薬剤師へご相談ください。ろれつ障害、片側の脱力・しびれ、意識障害、激しい頭痛、歩行不能、胸痛・失神、急な難聴、嘔吐持続がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。