血とうるおいが不足しがちなタイプのホットフラッシュ
手足がほてり、唇が乾く
温経湯うんけいとう
下腹部は冷えるのに手足がほてり、唇が乾くような月経不順の方におすすめです。子宮の冷えを取り、血とうるおいを補う漢方として、妊活のご相談でも重視されています。
顔がカーッと熱くなる。手足の裏が熱くて眠れない。上半身はほてるのに、お腹や足は冷たい。急に汗が出る。
ほてりは、更年期のホットフラッシュだけでなく、ストレスによる自律神経の揺れ、潤い不足、血流や水分代謝の偏り、薬の影響、甲状腺疾患などでも起こります。
漢方では、熱を冷ますだけでなく、気滞、血瘀、陰虚、湿熱、気虚、陽虚など、熱が生じる背景と全身の冷え・乾燥・胃腸・睡眠を整理します。
症状 × 体質から、あなたに合う漢方を見つけます。
ほてりは、体質によって合う漢方が違います。
ほてりの漢方は、体質によって選びます。KanpoNow のAI漢方診断で「ホットフラッシュ」によく選ばれるのは、温経湯・加味逍遙散・桂枝茯苓丸料・柴胡桂枝乾姜湯・知柏地黄丸・桃核承気湯・女神散・白虎加人参湯・六味丸です。
KanpoNow は、症状から体質を考え、体質に必要な働きを持つ生薬の組み合わせ(漢方)を選びます。
いくつかの質問に答えると、ほてりのタイプと体質から、合う漢方を選びます(約3分・無料)。
ほてりのAI漢方診断をするAI漢方診断は、「ホットフラッシュ」をタイプに分けて、体質に合う漢方を選びます。ここでは、「ホットフラッシュ」でよく選ばれるタイプと漢方を紹介します。
血とうるおいが不足しがちなタイプのホットフラッシュ
手足がほてり、唇が乾く
温経湯うんけいとう
下腹部は冷えるのに手足がほてり、唇が乾くような月経不順の方におすすめです。子宮の冷えを取り、血とうるおいを補う漢方として、妊活のご相談でも重視されています。
ストレスで気が滞りやすいタイプのホットフラッシュ
イライラしやすく、体に張りを感じる
加味逍遙散かみしょうようさん
更年期にカッとなる、汗が出る、足は冷える、肩がこる、気分が揺れるなど、のぼせと冷えが入り混じる方におすすめです。
血の巡りが滞りやすいタイプのホットフラッシュ
むくみやすく、生理前半に強く痛むタイプ
桂枝茯苓丸料けいしぶくりょうがんりょう
顔がのぼせ、足が冷え、肩こりや頭重が強いなど、気持ちの症状よりも血の巡りの滞りによる体の症状が目立つ更年期の方におすすめです。
冷えと緊張が重なるタイプのホットフラッシュ
手足が冷え、寝汗で目が覚める
柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとう
疲れやすく冷え症なのに、顔や頭だけほてる、口が渇く、寝汗が出る、動悸や不眠がある方におすすめです。
腰がだるく、ほてりやすいタイプのホットフラッシュ
腰がだるく、上半身が急に熱くなる
知柏地黄丸ちばくじおうがん
体のうるおいが不足しがちで、顔や上半身が急に熱くなり、寝汗や口の渇きを伴う方におすすめです。
血の巡りが滞り、のぼせと便秘があるタイプのホットフラッシュ
便秘をしていて、のぼせもある
桃核承気湯とうかくじょうきとう
便秘、のぼせ、イライラ、下腹部の張り、月経痛が重なる方におすすめです。
気分が不安定になりやすいタイプのホットフラッシュ
のぼせとめまいがある
女神散にょしんさん
カッとのぼせて顔がほてり、ふわふわするめまいがある方におすすめです。
熱がこもり、のどが渇くタイプのホットフラッシュ
のどが強く渇き、ほてりがある
白虎加人参湯びゃっこかにんじんとう
のどが強く渇いて冷たい水を欲しがり、体の中に熱がこもっている方におすすめです。
腰がだるく、尿のトラブルがあるタイプのホットフラッシュ
腰がだるく、手足がほてる
六味丸ろくみがん
体のうるおいが不足しがちで、口が渇く、手足が熱く感じる、皮膚が乾いてかゆい方におすすめです。
のぼせやすく、気持ちが高ぶりやすいタイプのホットフラッシュ
興奮(イライラ)強く、便秘もしている
柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう
更年期に、動悸や不眠、不安、のぼせ、イライラ、便秘が重なっている方におすすめです。冷えや体の弱りが強い場合は、別の処方も候補になります。
ここに無いタイプもあります。どのタイプかは、ほてりの出方だけでなく、ほかの症状や体質と合わせて決まります。
KanpoNow AI漢方診断のデータ
KanpoNow の AI漢方診断では、2026年11月5日までに 2,997件の診断で「ほてり」が選ばれています。多い体質は「気滞」(気が張って詰まりやすい・27%)と「血瘀」(血のめぐりがとどこおりやすい・16%)でした。一緒に選ばれたお悩みは「更年期の悩み」「汗・寝汗」「のぼせ」です。このうち更年期の年代(40〜50代の女性)は 2,489件(83%)で、多い体質は「気滞」(27%)と「血瘀」(17%)でした。
時点・毎朝更新
押すと、そのお悩みの漢方のページ(例:更年期の悩みの漢方)が開きます
※ 診断で選ばれた漢方の例で、効き目をお約束するものではありません。
漢方選びより医療機関への相談を優先するサイン
発熱・悪寒、原因不明の体重減少、手の震えと頻脈、胸痛、強い息苦しさ、失神、突然の激しい頭痛、片側の麻痺やしびれ、ろれつの異常、著しい高血圧、薬の開始・変更後の強い発汗やほてりがある場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
堀口和彦先生による過去の漢方相談・処方選定データから、ほてりを主訴とした相談(34件)を整理しました。
体質、併発症状、漢方薬は1人に複数記録される場合があります。
自動抽出74件を原文確認し、主訴違い、発熱・甲状腺・心血管・神経症状、治療中・薬剤性、情報不足など40件を除外しました。初期回答で処方選定を確認できた処方集計母集団は32件です。
原文確認後の公開統計母集団
初期処方選定の集計母集団
男性6件
40代12件、50代12件
処方の効果順位や推奨順位ではありません。堀口先生の初期回答で選定を確認できた記録の出現件数です。
代表相談例6件はカード表示専用で、統計の分母・分子には使用していません。AI診断データとの合算・割合の直接比較もしません。
※1人に複数の体質・症状・漢方を記録しているため、%の合計は100になりません。
初期相談時の症状と堀口先生の初期回答で選定された漢方薬を、個人が特定されないよう要約しています。改善経過や効果を示す症例ではありません。
顔、とくに頬が突然カーッと熱く赤くなり、夜は手の熱感や発汗で目が覚めていました。足は冷えやすく、不眠、動悸、不安感も重なっていました。
更年期のホットフラッシュに加え、手のひらと足裏は熱い一方、二の腕、腹部、太ももは冷えていました。便秘傾向、イライラ、喉のつかえも確認されました。
朝礼や対面場面など、緊張すると顔が急に熱くなり、頭から汗が滴る状態でした。ストレス時の下痢と、緊張時に上がりやすい血圧も確認しています。
暖房のある部屋では顔と耳が赤くなる一方、手足と下腹部は冷えていました。夏は夜になると足裏が熱く、眠りにくい状態もありました。
顔が熱く感じられ、頭痛が最もつらい状態でした。顔の皮脂や吹き出物も気になり、排便は便秘薬を使って確保していました。
初期回答で選定:女神散
更年期のホットフラッシュと動悸があり、夏は汗が多く出ていました。便は毎日出るものの軟らかく、胃腸の状態も処方選定時に確認されています。
代表相談例6件は、相談統計の分母・分子に使用していません。
ほてりとは、顔、上半身、手足、体の内側などに熱感を感じる状態です。急に熱くなる、夜間に熱が残る、汗が出る、顔が赤くなる、上半身は熱いのに足元は冷えるなど、出方は人によって異なります。
ホルモン変動や緊張で体温調節が揺れ、急な顔のほてりや発汗が起こります。
体を潤して熱を鎮める力の不足や、血流の偏りにより、夜間の熱感や冷えのぼせが起こります。
飲酒、食事、便通、水分代謝、胃腸の状態が、赤み、多汗、頭重感を伴うほてりに関係します。
ほてりは更年期に多い症状ですが、甲状腺機能亢進症、感染症、薬剤の影響、高血圧、心血管疾患、神経疾患などでも起こります。
更年期の年代(40〜50代)の女性には、急に顔や上半身が熱くなり、汗が出るホットフラッシュがよくみられます。女性ホルモンの変動で、自律神経や体温調節が揺らぎやすくなるためです。ただ、甲状腺の病気や薬の影響などでも起こるため、まず原因を確かめ、そのうえで汗の出方・冷え・睡眠・気分などと合わせて、体質から考えます。
KanpoNow AI漢方診断のデータ
ほてりで診断した方のうち、40〜50代の女性は 2489件(83%)でした。
40〜50代の女性に多い体質
時点・毎朝更新 ※ 診断で選ばれた漢方の例で、効き目をお約束するものではありません。
女性ホルモンの変動
卵巣の働きがゆるやかに落ち、女性ホルモンの分泌が大きく揺らぎます。
体温調節が敏感になる
自律神経が揺らぎ、少しの温度変化や緊張でも、体が「暑い」と感じやすくなります。
のぼせ・汗・寝汗
熱を逃がそうとして、顔の赤み、動悸、汗、寝汗が出ることがあります。夜に起こると、眠りのじゃまになります。
ほてり・不眠・イライラなど、更年期のほかの悩みもあわせて考えたい方は、更年期の漢方もご覧ください。
相談データでは湿熱、気虚、血瘀、陽虚が多く記録されました。同じ熱感でも、冷ますべき熱か、潤い不足か、血流の偏りか、体の芯の冷えかで方向が変わります。
ストレスや緊張で気の巡りが滞り、顔や上半身へ熱が突き上がりやすい状態です。

血が不足し、皮膚や粘膜を潤し、精神を安定させる力が弱っている状態です。

体を潤して熱を鎮める力が不足し、夜間や手足に熱が残りやすい状態です。

血流が滞り、熱の分布が偏って、上半身は熱いのに下半身は冷える状態です。

疲労と胃腸の弱りで体温・発汗を安定して調整しにくく、熱感の後にぐったりしやすい状態です。

余分な水分が巡りを妨げ、頭重感、むくみ、めまいとともに熱がこもりやすい状態です。

体の芯や下半身は冷えているのに、熱が上に逃げて顔だけ熱く感じる状態です。

余分な水分や老廃物に熱が重なり、赤み、多汗、便通の乱れが出やすい状態です。

AI漢方診断では、「ホットフラッシュ」をタイプに分けて考えます。よく選ばれるのは、温経湯、加味逍遙散、桂枝茯苓丸料、柴胡桂枝乾姜湯、知柏地黄丸、桃核承気湯、女神散、白虎加人参湯、六味丸などです。どれが合うかは、ほてりの出方とほかの症状・体質によって変わります。
重なる部分があります。のぼせは顔や頭へ熱が上がる感覚、ほてりは顔、上半身、手足、体の内側などの熱感を広く含みます。ホットフラッシュは更年期などで急に起こるほてりと発汗を指すことが多い表現です。
生活や仕事に支障がある場合、症状が急に強くなった場合、不正出血や強い気分の落ち込みがある場合は婦人科へ相談してください。更年期以外の病気や薬の影響を確認することも大切です。
夜間や手足・足裏の熱感に、寝汗、口渇、乾燥が重なる場合は陰虚の視点があります。ただし、冷え、血流、薬剤、甲状腺なども確認し、症状だけで処方を決めません。
血流や自律神経の調整が乱れ、熱の分布が上半身へ偏る冷えのぼせとして考えることがあります。顔だけを冷やし続けず、下半身の冷え、便通、月経、肩こりも確認します。
考えられます。緊張時の顔のほてりや多汗、夜間の足裏の熱感、冷えのぼせなど、男性の相談例もあります。ただし、動悸、体重減少、手の震え、薬剤の影響などがあれば内科的確認を優先します。
熱が強い状態でも、冷たいものを一気に飲むと胃腸が冷え、水分代謝が乱れる場合があります。喉の渇きに合わせて少しずつ摂り、下半身の冷えや下痢がある方は冷やしすぎないようにします。
暑がり、多汗、動悸に加えて、体重減少、手の震え、頻脈、下痢などが重なる場合は、甲状腺機能の確認が必要です。体質だけで判断せず、内科や内分泌内科へ相談してください。
直接比較できません。AI漢方診断データと、堀口先生の過去の相談・初期処方選定データは別母集団です。件数や割合を合算せず、それぞれのデータとして掲載しています。
ほてる場所、急に起こるか、夜間に強いか、発汗、冷え、口渇、乾燥、不眠、動悸、不安、便通、月経・更年期、持病、服用薬を確認します。危険な症状がある場合は医療機関での確認を優先します。
更年期には女性ホルモンが大きく揺らぎ、自律神経や体温調節が不安定になりやすくなります。そのため、少しの温度変化や緊張でも、顔や上半身が急に熱くなり、汗が出ることがあります。漢方では、熱の強さだけでなく、うるおいの不足、気や血の滞り、こもった湿と熱、体力の低下で汗がもれていないかを見て、体質から選びます。
はい。顔や頭へ熱が上がるのぼせや、顔は熱いのに足が冷える冷えのぼせも、ほてりの一つとして体質から考えます。冷えのぼせでは、顔だけを冷やし続けず、下半身の冷え・便通・月経・肩こりも確かめます。
一緒に考えられる場合があります。ホットフラッシュにはHRTが優先されることがあり、HRTを使えない・希望しない・症状が残る場合に、漢方が検討されます。漢方を使う場合も、処方医と薬剤師に、HRTやほかの薬をすべて伝えてください。
次の場合は、自己判断で漢方だけを続けないでください。
ほてりだけでなく、ほかの症状も確かめてから、あなたの体質に合う漢方を選びます。
AI漢方診断をはじめる(無料)※本ページは一般的な情報提供を目的とし、診断や治療を代替するものではありません。ほてりには、更年期のほか、甲状腺疾患、感染症、薬剤の影響、高血圧、心血管疾患、神経疾患などが関係することがあります。漢方薬は体質、持病、服用薬によって適否が異なります。自己判断で服用・中止・変更せず、医師または薬剤師へ相談してください。