動悸に漢方|ドキドキする・胸が苦しい・不安を体質別に考える

監修:堀口和彦|更新日:2026-06-22

胸がドキドキする。脈が飛ぶように感じる。少し動いただけで息が上がる。不安になると心臓が強く打つ。

動悸は、心臓の拍動を強く感じたり、速く感じたり、脈が飛ぶように感じたりする状態です。緊張、疲労、睡眠不足、更年期、自律神経の乱れでも起こりますが、心臓や甲状腺、貧血、薬の影響が関係することもあります。

漢方では、動悸を単に「心臓だけの問題」とは考えません。気の滞り、気の不足、血の不足、水の停滞、潤い不足、冷え、熱こもりなど、心と体のバランスから見ていきます。

同じ動悸でも、ストレスで胸が詰まる気滞タイプ、疲れるとドキドキする気虚タイプ、不安や不眠を伴う血虚タイプ、胸のつかえや水分停滞を伴う湿痰タイプでは、合う漢方薬も養生も変わります。

あなたに合う動悸の漢方がわかる

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KanpoNow診断データで見る動悸の傾向

直近30日

7,646件

KanpoNowで行われたAI漢方診断の件数です。

動悸症状

318件・4%

症状ランキングでは20位。頻出ではありませんが、不安につながりやすい症状です。

データの見方

症状データ中心

体質チェック項目に「動悸」がないため、症状として選んだ方を中心に見ています。

相談者の傾向

女性93%・平均47歳

40代・50代の女性に多い傾向がありました。

数字から分かること

動悸を訴えた方は全体の4%でした。数としては多くありませんが、動悸は不安、息切れ、胸のつかえ、めまい、更年期の不調と結びつきやすい症状です。

特に40〜50代女性では、ホルモン変化、自律神経の揺らぎ、疲労、血の不足が重なりやすく、体質から見る価値があります。

動悸体質 1

気滞 24%

気の滞りや自律神経の乱れで、緊張時のドキドキや胸の詰まりにつながりやすい体質です。

動悸体質 2

気虚 18%

エネルギー不足により、少し動いただけで起こる動悸や息切れにつながりやすい体質です。

動悸体質 3

血虚 17%

血の不足で心を養えず、不安を伴う動悸や寝つきの悪さにつながりやすい体質です。

湿痰

13%

水分代謝の停滞により、胸のつかえや重苦しさを伴う動悸につながりやすい体質です。

あなたの動悸は、ストレスでしょうか。疲れでしょうか。血の不足でしょうか。

ドキドキ、息切れ、不安、胸のつかえ、めまい、冷え、疲労感まで含めて確認します。

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動悸とは

動悸とは、心臓の拍動を強く感じる、速く感じる、脈が飛ぶように感じる、胸がドキドキする、胸がざわざわするといった状態です。

緊張、運動、カフェイン、睡眠不足、疲労、更年期でも起こることがあります。一方で、不整脈、貧血、甲状腺疾患、心臓病、薬の影響などが背景にある場合もあります。胸痛、息切れ、失神、めまい、冷や汗を伴う場合は注意が必要です。*①

動悸は、心臓だけでなく全身のバランスから見る必要があります。

漢方では、気が滞って胸が詰まるのか、気が不足して心臓を支えきれないのか、血が不足して心を養えないのか、水が胸に停滞しているのかを見ます。

なぜ動悸が起こるのか

東洋医学では、動悸の背景に「心」の不安定さ、気の乱れ、血の不足、水の停滞があると考えます。

1 気が乱れる

ストレスや緊張で気が滞ったり上逆したりすると、胸のつかえやドキドキを感じやすくなります。

2 気血が不足する

疲労や胃腸虚弱、血の不足で心を支える力が落ちると、少し動いただけで動悸や息切れが出やすくなります。

3 水や熱が停滞する

水分代謝の乱れや熱こもりが胸に影響すると、胸苦しさ、のぼせ、不安を伴う動悸になります。

動悸は、ストレスだけでも、疲れだけでも起こります。さらに、更年期の自律神経の揺らぎ、不眠、冷え、のぼせ、めまいが重なると、より不安を感じやすくなります。

漢方では「心・気・血・水」の乱れとして見る

漢方では、動悸を「心臓だけの音」ではなく、心を支える気血水の乱れとして見ます。胸が詰まるのか、疲れるとドキドキするのか、不安や不眠を伴うのか、のぼせや冷えを伴うのかで体質を整理します。

緊張・胸の詰まり

気滞

ストレスで気が滞り、自律神経が乱れてドキドキするタイプです。

疲れ・息切れ

気虚

心身を動かすエネルギーが不足し、少し動いただけで動悸が出るタイプです。

不安・不眠

血虚

心を養う血が不足し、不安や眠りの浅さを伴うタイプです。

胸のつかえ・水滞

湿痰

余分な水や痰が胸に停滞し、重苦しさを伴うタイプです。

動悸を8つの体質で見る

動悸では、特に気滞、気虚、血虚、湿痰が関係しやすくなります。ほてりや寝汗を伴う場合は陰虚、冷えやむくみを伴う場合は陽虚、冷えのぼせや肩こりを伴う場合は血瘀、熱こもりやイライラが強い場合は湿熱も見ます。

ストレス・緊張

気滞

緊張時に胸がドキドキし、のどや胸のつかえを伴うタイプです。

疲労・息切れ

気虚

少し動いただけで動悸や息切れが出やすいタイプです。

不安・不眠

血虚

血が不足し、心が落ち着かず不安や眠りの浅さを伴うタイプです。

胸の重さ

湿痰

水分停滞で胸がつかえ、重苦しい動悸が出るタイプです。

ほてり・寝汗

陰虚

潤い不足で虚熱が生じ、夜間の動悸や不眠を伴うタイプです。

冷え・むくみ

陽虚

体を温める力が弱く、水を巡らせにくいタイプです。

冷えのぼせ

血瘀

血の巡りが悪く、肩こりや胸苦しさを伴うタイプです。

熱こもり

湿熱

のぼせ、イライラ、便秘、飲酒で悪化しやすいタイプです。

あなたの体質に合った動悸の漢方が分かります。

ドキドキ・息切れ・不安・胸のつかえ・めまい・冷えまで含めて体質を見ます。

あなたに合う動悸の漢方がわかる
1. ストレス・緊張型の動悸

気滞(きたい)体質の動悸

気滞は、ストレスや緊張によって気の巡りが滞りやすい体質です。動悸では、緊張したときのドキドキ、胸の詰まり、のどの違和感、不安感として現れます。

病態の考え方

気が滞ると、胸のあたりに圧迫感やつかえが出やすくなります。さらに自律神経が乱れると、心臓の拍動を強く感じやすくなり、ドキドキが気になって不安が増す悪循環になります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

動悸、不安、不眠、精神的な高ぶりを伴う場合には、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などが検討されることがあります。

のどのつかえ、胸の詰まり、不安感を伴う場合には、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などを考えることがあります。

更年期ののぼせやイライラと重なる場合には、加味逍遙散(かみしょうようさん)なども候補になります。

養生のポイント

気滞タイプでは、動悸を気にし続けるほど胸に意識が集まりやすくなります。まずは息を長く吐き、肩とみぞおちの力を抜きましょう。散歩や軽いストレッチで気を動かすことも大切です。

2. 疲れ・息切れ型の動悸

気虚(ききょ)体質の動悸

気虚は、生命エネルギーである気を作る力が不足しやすい体質です。動悸では、少し動いただけでドキドキする、階段で息切れする、疲れると脈を強く感じるタイプとして現れます。

病態の考え方

気には、心臓や呼吸を支える力があります。気が不足すると、心身を動かす余力が足りず、軽い動作でも動悸や息切れが出やすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

気を補い、疲労感や息切れを整える処方として、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などが検討されることがあります。

気血ともに不足し、疲労感、ふらつき、息切れ、動悸が強い場合には、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)などを考えることがあります。

養生のポイント

気虚タイプでは、頑張って運動量を増やすより、まず回復力を戻すことが大切です。食事を抜かず、胃腸にやさしい温かい食事と睡眠を優先しましょう。

3. 不安・不眠を伴う動悸

血虚(けっきょ)体質の動悸

血虚は、心身を養う血が不足しやすい体質です。動悸では、不安感、眠りの浅さ、多夢、顔色の悪さ、立ちくらみを伴うタイプとして現れます。

病態の考え方

漢方では、血は心を養い、精神を落ち着かせる材料でもあると考えます。血が不足すると、心が安定しにくくなり、胸のドキドキ、不安、不眠が出やすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

胃腸を助けて血を作り、心身を落ち着かせる処方として、加味帰脾湯(かみきひとう)などが検討されることがあります。

理由のない不安、悲しみ、神経過敏を伴う場合には、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)などを考えることがあります。

養生のポイント

血虚タイプでは、夜更かし、目の酷使、食事不足が動悸と不安を悪化させることがあります。スマホやPCを早めに切り上げ、睡眠と食事で血を養いましょう。

4. 胸のつかえを伴う動悸

湿痰(しったん)体質の動悸

湿痰は、水分代謝が悪く、余分な水や濁りが停滞しやすい体質です。動悸では、胸の重苦しさ、のどのつかえ、胃もたれ、頭重感を伴うことがあります。

病態の考え方

余分な水や痰が胸のあたりに停滞すると、気の流れを妨げます。すると胸がつかえる、息が深く吸いにくい、ドキドキが気になるという状態になりやすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

のどのつかえ、胸の詰まり、不安感を伴う動悸では、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などが検討されることがあります。

立ちくらみ、めまい、動悸、水分停滞を伴う場合には、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)などを考えることがあります。

養生のポイント

湿痰タイプでは、水分のガブ飲み、冷たい飲み物、甘いもの、食べすぎが胸のつかえを強めることがあります。温かいものを少しずつ取り、胃腸を冷やさないようにしましょう。

5. ほてり・寝汗を伴う動悸

陰虚(いんきょ)体質の動悸

陰虚は、体を潤し、熱を鎮める陰が不足しやすい体質です。動悸では、ほてり、寝汗、口の渇き、不眠、夜間のドキドキとして現れます。

病態の考え方

陰が不足すると、心を冷まし落ち着かせる力が弱くなります。夜になっても熱が鎮まらず、胸がざわざわする、眠れない、ドキドキする状態になりやすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

神経過敏、驚きやすさ、眠りの浅さを伴う動悸では、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)などが検討されることがあります。

潤い不足、ほてり、不眠が強い場合には、陰を補い虚熱を鎮める方向で体質を確認します。

養生のポイント

陰虚タイプでは、夜更かし、飲酒、辛いもの、長風呂、サウナで潤いを消耗しやすくなります。夜は刺激を減らし、眠りを優先しましょう。

6. 冷え・むくみを伴う動悸

陽虚(ようきょ)体質の動悸

陽虚は、体を温め、気血水を巡らせる力が不足しやすい体質です。動悸では、冷え、むくみ、めまい、夜間尿、息切れを伴うことがあります。

病態の考え方

陽気が不足すると、体のポンプ機能や水分代謝が弱くなります。冷えと水の停滞が重なると、胸が落ち着かず、動悸やめまいを感じやすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

立ちくらみ、めまい、動悸、水分停滞を伴う場合には、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)などが検討されることがあります。

深部の冷え、むくみ、下痢、ふらつきを伴う場合には、真武湯(しんぶとう)などを考えることがあります。

養生のポイント

陽虚タイプでは、足元やお腹の冷えが動悸やめまいを悪化させることがあります。足首、腰、お腹を温め、冷たい飲食を控えましょう。

7. 冷えのぼせ・胸苦しさを伴う動悸

血瘀(けつお)体質の動悸

血瘀は、血の巡りが滞りやすい体質です。動悸では、冷えのぼせ、肩こり、胸苦しさ、頭痛、下腹部の張りを伴うことがあります。

病態の考え方

血の巡りが悪いと、上半身に熱や圧がこもり、胸の違和感やドキドキを感じやすくなります。更年期世代では、冷えのぼせや肩こりと重なることがあります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

血の巡りを整え、のぼせ、肩こり、冷えを伴う動悸では、桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう)などが検討されることがあります。

便秘や下腹部の張り、のぼせが強い場合には、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などを考えることもあります。

養生のポイント

血瘀タイプでは、胸だけでなく全身の巡りを整えることが大切です。首肩、肩甲骨、股関節を動かし、入浴やウォーキングで血流を促しましょう。

8. 熱こもり・イライラ型の動悸

湿熱(しつねつ)体質の動悸

湿熱は、余分な水分や老廃物に熱が加わった体質です。動悸では、のぼせ、イライラ、便秘、寝苦しさ、飲酒後のドキドキとして現れることがあります。

病態の考え方

飲酒、脂っこい食事、夜食、便秘、ストレスが重なると、体内に熱がこもります。熱が胸や頭にのぼると、動悸、のぼせ、不眠が出やすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

強い熱こもり、のぼせ、イライラ、不眠を伴う場合には、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などが検討されることがあります。

胸脇部の張り、便秘、ストレスが強いタイプでは、大柴胡湯(だいさいことう)などを考えることがあります。

養生のポイント

湿熱タイプでは、飲酒、夜食、脂っこい食事、便秘が動悸や寝苦しさを悪化させることがあります。夕食を軽めにし、体に熱をためないことが大切です。

動悸の漢方薬は、動悸の出方と体質で選びます

「動悸にはこの漢方」と一律に決めるのではなく、緊張で起こるのか、疲れると出るのか、不安や不眠と重なるのか、冷えやめまいを伴うのかを確認することが大切です。

緊張・不安・不眠

気滞を中心に見ます。

柴胡加竜骨牡蛎湯を見る
不安・血の不足

血虚を中心に見ます。

加味帰脾湯を見る
めまい・水分停滞

湿痰・陽虚を中心に見ます。

苓桂朮甘湯を見る

年代・性別・生活から見る動悸

女性・更年期の動悸

女性は月経、出産、更年期によって血や自律神経が揺らぎやすくなります。更年期では、ホルモン変動により、ホットフラッシュ、不眠、不安感、冷えのぼせ、めまいを伴う動悸が出ることがあります。

40代後半以降に動悸が増えた方は、更年期の動悸に漢方で、ホルモン変動・自律神経・気血の観点から詳しく確認できます。

ストレスと動悸

ストレスや緊張が続くと、自律神経が高ぶり、胸のドキドキを感じやすくなります。のどのつかえ、不安感、息苦しさ、ふわふわ感を伴う場合は、気滞の視点が重要です。

疲労・睡眠不足と動悸

睡眠不足や過労が続くと、気や血が消耗し、心を支える力が弱くなります。疲れると動悸がする、少し動くと息切れする方では、気虚や血虚を見ます。

めまいと動悸

めまいと動悸は、どちらも気滞が関係しやすい症状です。自律神経の乱れ、水分停滞、気血不足が重なると、ふわふわ感とドキドキが同時に出ることがあります。

動悸を整える生活養生

1. 強い動悸では無理をしない

胸痛、息切れ、失神、冷や汗、強いめまいを伴う動悸では、体質判断よりも医療機関での確認が優先です。いつもと違う強い動悸は我慢しないでください。

2. 呼吸をゆっくり整える

緊張や不安で動悸が出るときは、呼吸が浅くなりがちです。息を吸うよりも、長く吐くことを意識し、肩とみぞおちの力を抜きましょう。

3. カフェイン・飲酒・夜更かしを見直す

コーヒー、エナジードリンク、飲酒、夜更かしは、動悸や不眠を悪化させることがあります。ドキドキが気になる方は、夕方以降の刺激物を控えましょう。

4. 疲れている日は補う

気虚・血虚タイプでは、頑張りすぎるほど動悸が出やすくなります。無理な運動や食事制限を避け、温かい食事と睡眠で気血を補いましょう。

5. 冷えと水分停滞を防ぐ

冷えや水分停滞がある方では、足元やお腹を冷やさないことが大切です。冷たい飲み物を控え、温かいものを少しずつ取りましょう。

動悸の養生は、体質によって変わります。

気を巡らせるべきか、気血を補うべきか、水をさばくべきか、熱を冷ますべきか。まずは体質を確認してみましょう。

あなたに合う動悸の漢方がわかる

堀口和彦メソッドで見る動悸

よくある質問

動悸には、どの漢方薬がよいですか?

動悸だからといって、すべての方に同じ漢方薬が合うわけではありません。ストレスで胸が詰まる気滞、疲労で息切れする気虚、不安や不眠を伴う血虚、水分停滞の湿痰など、体質によって考え方が変わります。

動悸は更年期でも起こりますか?

更年期では、ホルモン変化や自律神経の乱れにより、動悸、のぼせ、不眠、不安感、めまいが重なることがあります。40代後半以降に動悸が増えた方は、更年期の動悸に漢方も参考にしてください。

動悸と不安は関係しますか?

関係することがあります。動悸を感じることで不安が強まり、不安によってさらにドキドキする悪循環が起こることがあります。漢方では、気滞や血虚の視点で見ることがあります。

動悸とめまいが一緒にある場合はどう考えますか?

気滞、自律神経の乱れ、気虚、血虚、水分停滞などが関係することがあります。ただし、動悸とめまいが強い場合、失神しそうな場合、胸痛や息切れを伴う場合は医療機関で確認してください。

カフェインやお酒で動悸が悪化することはありますか?

あります。コーヒー、エナジードリンク、飲酒、夜更かしは、動悸、不眠、のぼせを悪化させることがあります。夕方以降の刺激物は控えめにしましょう。

受診の目安

以下のような場合は、体質による動悸と決めつけず、医療機関に相談してください。

動悸は、体からの大事なサインです。

ストレスや更年期で起こることもありますが、不整脈、心臓病、貧血、甲状腺疾患、薬の影響などが関係することもあります。胸痛、息切れ、失神、冷や汗、強いめまいを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。

参考・出典

体質チェックへ

動悸は、同じ「ドキドキする」症状でも、体質によって考え方が変わります。

気が滞っているのか、気が不足しているのか、血が不足しているのか、水が胸に停滞しているのか。まずは自分の体質を知ることが、漢方選びの第一歩です。

動悸に合う漢方を、体質から確認する

ドキドキ、息切れ、不安、胸のつかえ、めまい、冷え、疲労感、生活背景まで含めて確認します。

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柴胡加竜骨牡蛎湯、加味帰脾湯、苓桂朮甘湯、半夏厚朴湯などを確認できます。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、医師・薬剤師等の専門家による個別の医療アドバイスに代わるものではありません。漢方薬は体質や症状、持病、服薬状況によって適否が異なります。持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断で服用・中止せず、事前に医師または薬剤師にご相談ください。胸痛、息切れ、失神、冷や汗、強いめまい、不規則な脈、安静時にも続く動悸などがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

監修者プロフィール
堀口和彦

堀口 和彦 東洋医学・漢方薬剤師/鍼灸師

光和堂薬局 院長。埼玉県生まれ。東京理科大学薬学部卒、同大学院修士課程修了。総合漢方研究会 学術部員。元東京大学大学院医学系研究科 客員研究員。公益法人埼玉県鍼灸師会会員。さいたま市学校薬剤師(指扇中学校)。一般財団法人日本漢方連盟 会員。

著書に『やさしい漢方入門』(健友館)、『パプアニューギニアの薬草文化』(アボック社)、『体質で決まる漢方と養生‐気精血水‐』(万来舎)など。