胸やけ・げっぷの漢方|酸っぱいものが上がる・みぞおちのつかえを体質別に考える

胸やけ・げっぷの漢方は、つかえ・食べ過ぎ・ストレス・冷えなど、胃の不調の背景にある体質から選びます。

胸やけは、みぞおちから胸のあたりが焼けるように感じる症状です。酸っぱいものや苦いものが口まで上がってくる「呑酸(どんさん)」や、げっぷを伴うこともあります。胃の中身が食道へ逆流して起こるものを胃食道逆流症(GERD)といい、食道に炎症があるものを逆流性食道炎と呼びます。

食べ過ぎや脂っこい食事、食後すぐに横になること、前かがみの姿勢、肥満、喫煙、飲酒などが重なると起こりやすくなります。なお、胸の痛みは心臓の病気によることもあるため、急な胸の痛みは受診を優先してください。

KanpoNow のAI漢方診断では、胸やけ・げっぷのほか、胃のもたれ、食欲、ストレス、冷え、便通なども確かめ、体質から漢方を選びます。

酸っぱいものが上がるみぞおちのつかえ胸やけげっぷ食べ過ぎストレスで胃が乱れる逆流性食道炎が気になる

症状 × 体質から、あなたに合う漢方を見つけます。

胸やけ・げっぷは、体質によって合う漢方が違います。

胸やけ・げっぷの漢方は、体質によって選びます。KanpoNow のAI漢方診断で胸やけ・げっぷによく選ばれるのは、安中散・半夏瀉心湯・茯苓飲です。

KanpoNow は、症状から体質を考え、体質に必要な働きを持つ生薬の組み合わせ(漢方)を選びます。

いくつかの質問に答えると、胸やけ・げっぷのタイプと体質から、合う漢方を選びます(約3分・無料)。

胸やけ・げっぷのAI漢方診断をする

胸やけ・げっぷ:あなたはどのタイプ?

AI漢方診断は、胸やけ・げっぷをタイプに分けて、体質に合う漢方を選びます。ここでは、胸やけ・げっぷでよく選ばれるタイプと漢方を紹介します。

よく選ばれるタイプ

冷えがあり、冷えると痛むタイプの胸やけ・げっぷ

胃やお腹が冷えて痛む

安中散あんちゅうさん

胃が弱いのに酸が上がる、げっぷが出る、胸やけがするなど、胃が冷えて気が上にのぼりやすい方におすすめです。

ストレスで胃腸が乱れ、みぞおちがつかえるタイプの胸やけ・げっぷ

みぞおちがつかえて、お腹がゴロゴロ鳴る

半夏瀉心湯はんげしゃしんとう

みぞおちがつかえて食べ物が下りていかず、胃が重く、げっぷやムカムカが出る方におすすめしています。

胃腸が弱く、胃に水がたまりやすいタイプの胸やけ・げっぷ

お腹は空くのに、こみあげて食べられないことがある

茯苓飲ぶくりょういん

胃にたまった水と気が上へ戻り、胸やけやげっぷ、吐き気が出る方におすすめです。

ほかに選ばれるタイプ

ストレスで気が滞り、胃やお腹が痛みやすいタイプの胸やけ・げっぷ

手足が冷え、ストレスで痛みがでる

四逆散しぎゃくさん

体力は中くらい以上で、ストレスで気の巡りが滞りやすく、イライラに胃痛や腹痛を伴いやすい方におすすめです。

体力があり、イライラと便秘があるタイプの胸やけ・げっぷ

イライラが強く、胃のあたりが張る

大柴胡湯だいさいことう

体力が充実し、熱がこもってイライラしやすく、便秘がちな方におすすめです。冷えのある方には向きません。

ふだんは食欲があり、食べ過ぎで胃が重くなるタイプの胸やけ・げっぷ

ふだん食欲があり、食べ過ぎ・飲み過ぎで調子が悪い

平胃散へいいさん

胃に湿気と気が詰まり、張って苦しい、げっぷが出る、ガスがたまるといった方におすすめです。

疲れやすく、食が細いタイプの胸やけ・げっぷ

疲れやすく、手足がだるい

補中益気湯ほちゅうえっきとう

疲れやすい、手足がだるい、食が細いなど、胃腸の力が落ちて元気が出にくい方におすすめです。

胃腸が弱く、水がたまりやすいタイプの胸やけ・げっぷ

食欲がなく、食後に眠くなる

六君子湯りっくんしとう

体力があまりなく胃腸が弱く、胃に水がたまったような重さを感じやすい方におすすめです。

熱がこもりやすいタイプの胸やけ・げっぷ

顔が赤くのぼせて、手足は冷えないほう

黄連解毒湯おうれんげどくとう

体力があり、体に熱がこもりやすい方におすすめです。冷えのある方には向きません。

気の滞りが強く、こわばりやすいタイプの胸やけ・げっぷ

ストレスで胸や脇腹が張って痛む

柴胡疎肝湯さいこそかんとう

体力は中くらい以上で、気の巡りの滞りが強く、胃痛や腹痛に加えて頭痛や肩・背中のこわばりが出やすい方におすすめしています。

あなたの胸やけ・げっぷは、どのタイプ?

ここに無いタイプもあります。どのタイプかは、胸やけ・げっぷの出方だけでなく、ほかの症状や体質と合わせて決まります。

胸やけ・げっぷの漢方診断をする(無料)

いくつかの質問に答えるだけ・約3分

次のような場合は、漢方選びより先に、医療機関を受診してください。

  • 胸の痛みや締めつけ感、冷や汗、息苦しさがある(心臓の病気のことがあります)
  • 黒い便が出る、血を吐いた、吐いたものにコーヒーのかすのようなものが混じる
  • 食べ物がのどや胸につかえて通りにくい、飲み込むと痛い
  • 体重が減ってきた、貧血を指摘された
  • 吐き気・嘔吐が続き、水分がとれない

胸やけ・げっぷは「つかえ」「胃の水」「食べ過ぎ」「冷え」に分けて考える

同じ胸やけでも、ストレスでみぞおちがつかえるもの、胃が重く水がたまったようなもの、食べ過ぎたあとに出るものでは、確かめる体質が違います。

胸やけ・げっぷの出方 確かめたいこと 診断で見るタイプ
みぞおちがつかえ、ストレスで強まる 気分の波、睡眠、お腹のゴロゴロ ストレスで胃腸が乱れ、みぞおちがつかえるタイプ
胃に水がたまったように重く、げっぷが出る 胃の重さ、吐き気、むくみ 胃腸が弱く、胃に水がたまりやすいタイプ
食べ過ぎたあとに胸やけする 食事の量と時間、お腹の張り ふだんは食欲があり、食べ過ぎで胃が重くなるタイプ
冷えると胃が痛み、胸やけもある 冷え、冷たい飲食、手足の冷え 冷えがあり、冷えると痛むタイプ
胃に停滞感があり、吐き気もある 吐き気、口の中の苦み、食欲 胃に停滞感があり、胸やけや吐き気があるタイプ

よくある質問

胸やけ・げっぷには、どの漢方薬が使われますか?

AI漢方診断では、胸やけ・げっぷをタイプに分けて考えます。よく選ばれるのは、安中散、半夏瀉心湯、茯苓飲などです。どれが合うかは、胸やけ・げっぷの出方とほかの症状・体質によって変わります。

逆流性食道炎といわれました。漢方を選べますか?

まず医師の診断と処方を大切にしてください。そのうえで漢方を合わせたいときは、服用中の薬を医師・薬剤師に伝えて相談してください。AI漢方診断では、胸やけのほかの症状や体質も確かめて選びます。

げっぷが多いのも、同じように考えますか?

げっぷには、胃のつかえや張り、早食いや炭酸飲料などの食べ方も関係します。AI漢方診断では、げっぷと一緒に、胃のもたれやお腹の張りの様子も確かめます。

食事で気をつけることはありますか?

食べ過ぎない、脂っこいものを控える、食後すぐに横にならない、といった生活の工夫が大切です。寝る前の食事も、胸やけが起こりやすくなります。

病院の薬や市販薬と一緒に飲めますか?

飲み合わせは、薬によって違います。病院で処方された薬や市販薬を使っている方は、医師・薬剤師に相談してください。漢方薬どうしでも、甘草(かんぞう)など同じ生薬が重なることがあります。

受診の目安

次のようなときは、消化器内科で相談してください。内視鏡(胃カメラ)で、食道や胃の様子を確かめることがあります。

  • 胸やけが週に何度もある、長く続いている
  • 市販の胃薬を、何度も使っている
  • 以前はなかった胸やけが、続くようになった
  • せきやのどの違和感、声枯れが続く(逆流が関係することがあります)
  • 痛み止めなど、胃に負担がかかりやすい薬を飲んでいる

参考・出典

胸やけ・げっぷに合う漢方を、体質から選ぶ

胸やけ・げっぷだけでなく、ほかの症状も確かめてから、あなたの体質に合う漢方を選びます。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、医師・薬剤師等の専門家による個別の医療アドバイスに代わるものではありません。胸やけ・げっぷには、胃食道逆流症のほか、胃・十二指腸の病気や心臓の病気などが関係する場合があります。漢方薬は体質や症状、持病、服薬状況によって適否が異なります。持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断で服用・中止せず、事前に医師または薬剤師へご相談ください。