アトピーに漢方|乾燥・かゆみ・ジュクジュク湿疹を体質別に考える

監修:堀口和彦|更新日:2026-06-25

肌がカサカサしてかゆい。掻きむしってジュクジュクする。赤みが強い。ストレスを感じると一気に悪化する。

アトピー性皮膚炎は、皮膚だけの問題ではありません。漢方では、体の中にこもった熱、余分な湿、皮膚を潤す陰や血の不足、ストレスによる気の滞りが、皮膚に現れた状態として見ます。

同じアトピーでも、乾燥してカサカサする陰虚・血虚タイプ、血流が悪く慢性化しやすい血瘀タイプ、ストレスでかゆみが増す気滞タイプ、ジュクジュクして赤みが強い湿熱タイプ、むくみや水分停滞を伴う湿痰タイプでは、合う漢方薬も養生も変わります。

KanpoNowの診断データでは、アトピーを訴える方の体質は陰虚と血瘀が同率で多く、次いで気滞が続きました。つまり、アトピー対策では「乾燥を潤す」「血流を整える」「ストレスによる悪化を抑える」ことが重要です。

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KanpoNow診断データで見るアトピーの傾向

直近30日

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アトピー症状

148件・2%

症状ランキングでは36位でした。

相談者の傾向

女性82%・平均42歳

40代が34%、50代が29%でした。

中心年代

40〜50代が中心

乾燥、慢性炎症、ストレス、更年期前後の揺らぎと重なりやすい年代です。

アトピー体質 1

陰虚 20%

体を潤す陰液が不足し、皮膚の乾燥、かゆみ、バリア機能低下につながりやすい体質です。

アトピー体質 2

血瘀 20%

血行不良により、慢性化、色素沈着、こり、冷えのぼせ、皮膚の回復遅延につながりやすい体質です。

アトピー体質 3

気滞 19%

ストレスや自律神経の乱れにより、かゆみ、掻きむしり、不眠、悪化の波につながりやすい体質です。

湿痰・血虚

湿痰13%・血虚11%

水分代謝の滞りや血の不足により、ジュクジュク、むくみ、乾燥、不安、不眠が重なることがあります。

あなたのアトピーは、乾燥型でしょうか。血流停滞型でしょうか。ストレス悪化型でしょうか。

乾燥、赤み、かゆみ、ジュクジュク、不眠、ストレス、食事、皮膚の慢性化まで含めて確認します。

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アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚疾患です。

皮膚のバリア機能の低下、アレルギー、乾燥、汗、ストレス、環境因子などが関係し、かゆみ、赤み、乾燥、湿疹、掻き壊し、ジュクジュク、皮膚の厚みなどが見られることがあります。*①②

アトピーは、皮膚だけの問題として見ないことが大切です。

漢方では、皮膚に出ている症状を、体の中の熱、湿、乾燥、血流、ストレスの反映として見ます。皮膚の赤みやかゆみだけでなく、胃腸、睡眠、ストレス、冷え、むくみ、乾燥体質まで確認します。

なぜアトピーが起こるのか

漢方では、アトピーを大きく「熱」「湿」「乾燥」「気の滞り」の組み合わせとして見ます。皮膚に赤みや熱があるのか、ジュクジュクしているのか、乾燥しているのか、ストレスで悪化するのかによって体質を分けます。

1 熱と湿が皮膚にこもる

赤み、腫れ、ジュクジュク、強いかゆみ、水疱、化膿傾向につながります。

2 陰や血が不足する

皮膚を潤す力が落ち、カサカサ、粉ふき、乾燥、ひび割れ、かゆみにつながります。

3 気が滞りかゆみが増える

ストレスや緊張で自律神経が乱れると、かゆみ、掻きむしり、不眠、悪化の波につながります。

アトピーは、湿熱だけでも、乾燥だけでも説明しきれないことがあります。赤みと乾燥が同時にある、ストレスでジュクジュクする、冷えがあるのに熱感もあるなど、複合型も多く見られます。

漢方では「熱・湿・乾燥・ストレス」から見る

アトピーを漢方で見るときは、まず皮膚の状態を観察します。カサカサ乾燥しているのか、赤く熱いのか、ジュクジュクしているのか、慢性化して黒ずみや厚みがあるのか、ストレスで悪化するのかを確認します。

乾燥・粉ふき

陰虚・血虚

皮膚を潤す水や血が不足し、カサカサしてかゆくなるタイプです。

慢性化・色素沈着

血瘀

血流が滞り、皮膚の修復が遅れ、黒ずみや厚みが出やすいタイプです。

ストレス悪化

気滞

イライラ、不安、不眠により、かゆみや掻きむしりが強くなるタイプです。

ジュクジュク・赤み

湿熱

湿と熱が皮膚にこもり、赤み、腫れ、分泌物、強いかゆみが出るタイプです。

アトピーを体質別に見る

アトピーでは、陰虚、血瘀、気滞が上位に出やすく、ジュクジュクや赤みが強い場合は湿熱、むくみや水分停滞が強い場合は湿痰、乾燥や疲労感が強い場合は血虚・気虚も確認します。

カサカサ乾燥

陰虚

体を潤す陰が不足し、乾燥、かゆみ、熱感、不眠が出やすいタイプです。

慢性化・血流停滞

血瘀

血の巡りが悪く、皮膚の回復が遅れ、色素沈着やこりを伴うタイプです。

ストレス悪化

気滞

ストレスでかゆみが増し、イライラ、不眠、掻きむしりを伴うタイプです。

水分停滞

湿痰

むくみ、重だるさ、ジュクジュク、湿気で悪化しやすいタイプです。

血の不足

血虚

皮膚の栄養不足により、乾燥、かゆみ、顔色の悪さ、不安を伴うタイプです。

炎症・化膿傾向

湿熱

赤み、熱感、ジュクジュク、強いかゆみ、化膿傾向を伴うタイプです。

胃腸虚弱

気虚

胃腸が弱く、皮膚の回復力が落ち、疲れると悪化しやすいタイプです。

あなたの体質に合ったアトピーの漢方が分かります。

乾燥、赤み、ジュクジュク、かゆみ、ストレス、不眠、胃腸、冷えまで含めて体質を見ます。

あなたに合うアトピーの漢方がわかる
1. カサカサ乾燥・虚熱型

陰虚(いんきょ)体質のアトピー

陰虚は、体を潤す陰液が不足しやすい体質です。アトピーでは、肌がカサカサに乾燥し、粉をふき、かゆみが強く、夜に悪化しやすい状態として現れます。

病態の考え方

皮膚のバリアには、外からの保湿だけでなく、内側から潤す力も必要です。陰が不足すると皮膚に水分を保てず、乾燥、ひび割れ、熱感、かゆみが出やすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

乾燥、ほてり、口渇、皮膚の熱感を伴う場合には、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)などが検討されることがあります。

腎の潤い不足、手足のほてり、口渇、疲れやすさがある場合には、六味丸(ろくみがん)などを考えることがあります。

潤い不足、ほてり、乾燥、疲労感を伴う場合には、滋陰降火湯(じいんこうかとう)なども候補になります。

養生のポイント

陰虚タイプでは、睡眠不足、サウナ、激しい運動、辛いもの、飲酒で乾燥とかゆみが悪化しやすくなります。入浴後の保湿と、夜の睡眠で陰を養うことを優先しましょう。

2. 慢性化・血流停滞型

血瘀(けつお)体質のアトピー

血瘀は、血の巡りが滞りやすい体質です。アトピーでは、長引く湿疹、色素沈着、皮膚の厚み、冷えのぼせ、肩こり、慢性化したかゆみとして現れます。

病態の考え方

血流が悪いと、皮膚に栄養や酸素が届きにくく、炎症後の回復も遅れやすくなります。掻き壊しを繰り返すと、皮膚が厚くなり、色も残りやすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

血の巡りを整え、冷えのぼせ、肩こり、生理痛、慢性化した皮膚症状を伴う場合には、桂枝茯苓丸料(けいしぶくりょうがんりょう)などが検討されることがあります。

血を補いながら水分代謝と巡りを整え、冷えやむくみ、乾燥を伴う場合には、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などを考えることがあります。

便秘、のぼせ、下腹部の張りを伴う場合には、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)なども候補になりますが、体力や便通の状態を見て慎重に判断します。

養生のポイント

血瘀タイプでは、冷えと同じ姿勢が皮膚の回復を妨げます。入浴、軽い運動、ふくらはぎや肩甲骨を動かす習慣で、血流を整えましょう。

3. ストレス悪化・神経過敏型

気滞(きたい)体質のアトピー

気滞は、ストレスや緊張で気の巡りが滞りやすい体質です。アトピーでは、ストレスを感じると急にかゆみが増す、イライラして掻きむしる、不眠で悪化する状態として現れます。

病態の考え方

ストレスで交感神経が高ぶると、かゆみへの感受性が高まりやすくなります。気が滞ると熱もこもりやすく、赤みやかゆみが強くなることがあります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

心身の緊張、不眠、動悸、不安、ストレスによる皮膚悪化を伴う場合には、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)などが検討されることがあります。

怒りっぽさ、神経の高ぶり、掻きむしり、不眠が強い場合には、抑肝散(よくかんさん)などを考えることがあります。

体力が落ち、神経過敏、不安、不眠を伴う場合には、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)なども候補になります。

養生のポイント

気滞タイプでは、かゆみを我慢するだけではなく、神経の高ぶりを下げることが大切です。寝る前のスマホを控え、腹式呼吸、入浴、軽い散歩で気を巡らせましょう。

4. むくみ・水分停滞型

湿痰(しったん)体質のアトピー

湿痰は、水分代謝が滞り、余分な水や濁りが体に停滞しやすい体質です。アトピーでは、湿気で悪化する、むくみやすい、ジュクジュクしやすい状態として現れます。

病態の考え方

余分な湿が皮膚に停滞すると、かゆみや分泌物が出やすくなります。湿が熱を帯びると湿熱となり、赤みや炎症が強くなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

むくみ、水分停滞、湿疹のジュクジュク、強いかゆみを伴う場合には、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)などが検討されることがあります。

水分の偏り、むくみ、頭重感を伴う場合には、五苓散(ごれいさん)などを考えることがあります。

胃腸虚弱、水分停滞、重だるさを伴う場合には、六君子湯(りっくんしとう)などで胃腸から整える視点もあります。

養生のポイント

湿痰タイプでは、水分のガブ飲み、冷たい飲食、甘いもの、脂っこいものが悪化要因になりやすくなります。温かい食事と軽い運動で水の巡りを整えましょう。

5. 乾燥・栄養不足型

血虚(けっきょ)体質のアトピー

血虚は、皮膚や髪、爪、粘膜を養う血が不足しやすい体質です。アトピーでは、乾燥、かゆみ、肌の色つやの悪さ、不安、不眠を伴うことがあります。

病態の考え方

血が不足すると、皮膚に栄養と潤いが届きにくくなります。乾燥してバリアが弱くなり、刺激に敏感になってかゆみが出やすくなります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

血と潤いを補い、乾燥肌、かゆみ、分泌物が少ない湿疹を伴う場合には、当帰飲子(とうきいんし)などが検討されることがあります。

不安、不眠、動悸、精神疲労、血の不足を伴う場合には、加味帰脾湯(かみきひとう)などを考えることがあります。

気力と体力が落ち、乾燥や疲労感を伴う場合には、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)なども候補になります。

養生のポイント

血虚タイプでは、睡眠不足、食事抜き、目の酷使が乾燥とかゆみを悪化させます。温かい食事、たんぱく質、鉄を意識し、夜は早めに休みましょう。

6. ジュクジュク・赤み・炎症型

湿熱(しつねつ)体質のアトピー

湿熱は、余分な水分や老廃物に熱が加わった体質です。アトピーでは、赤み、腫れ、ジュクジュク、強いかゆみ、化膿傾向として現れます。

病態の考え方

体内の湿と熱が皮膚にこもると、炎症と分泌物が出やすくなります。甘いもの、脂っこい食事、飲酒、睡眠不足、湿気の多い季節で悪化することがあります。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

強いかゆみと分泌物、ジュクジュクした皮膚症状を伴う場合には、消風散(しょうふうさん)などが検討されることがあります。

急性の赤み、腫れ、化膿傾向が出始めた場合には、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)などを考えることがあります。

のぼせ、赤ら顔、強いイライラ、熱こもりを伴う場合には、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)なども候補になります。

頭部や顔面に繰り返すジュクジュクした湿疹では、治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)などが検討されることもあります。

養生のポイント

湿熱タイプでは、糖分、脂肪分、アルコール、辛いもの、夜更かしが炎症を助長しやすくなります。赤み、腫れ、熱感、膿、発熱がある場合は、漢方だけで様子を見ず医療機関に相談してください。

7. 胃腸虚弱・回復力低下型

気虚(ききょ)体質のアトピー

気虚は、生命エネルギーである気が不足しやすい体質です。アトピーでは、胃腸が弱く、皮膚の回復力が落ち、疲れると悪化しやすい状態として現れます。

病態の考え方

気は胃腸で作られます。胃腸が弱いと、皮膚を修復するためのエネルギーも不足し、湿や痰もたまりやすくなります。慢性化したアトピーでは、胃腸から整える視点も大切です。

見られやすい症状

漢方の考え方・処方例

胃腸が弱く、食欲不振や胃もたれ、疲労感を伴う場合には、六君子湯(りっくんしとう)などが検討されることがあります。

胃腸の働きを高め、気力を引き上げ、疲労倦怠感を伴う場合には、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などを考えることがあります。

気力と体力が落ち、血の不足や乾燥も伴う場合には、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)なども候補になります。

養生のポイント

気虚タイプでは、冷たい飲食や食べすぎで胃腸が弱ると皮膚の回復力も落ちます。温かく消化のよい食事を中心にし、睡眠と休息を確保しましょう。

アトピーの漢方薬は、皮膚の状態と体質で選びます

「アトピーにはこの漢方」と一律に決めるのではなく、乾燥しているのか、赤く熱いのか、ジュクジュクしているのか、ストレスで悪化するのか、慢性化して血流が滞っているのかを確認することが大切です。

乾燥・かゆみ

陰虚・血虚を中心に見ます。

六味丸を見る
慢性化・血流停滞

血瘀を中心に見ます。

桂枝茯苓丸料を見る
ストレス悪化

気滞を中心に見ます。

抑肝散を見る

小児・大人・ストレスから見るアトピー

小児のアトピー

小児では、皮膚バリアや消化機能、免疫の発達途中で症状が出ることがあります。皮膚症状は目に見えるため家族も不安になりやすいですが、過度に責めたり焦ったりせず、スキンケアと医療的な治療を続けながら、安心できる環境を作ることが大切です。

大人のアトピー

大人のアトピーでは、仕事、人間関係、睡眠不足、飲酒、食生活、ストレスが悪化要因になることがあります。KanpoNowのデータでも、40代・50代の相談が多く、陰虚、血瘀、気滞の関与が目立ちます。

ストレスとかゆみ

ストレスが強いと、気が滞り、神経が過敏になり、かゆみを感じやすくなることがあります。掻くことで一時的に楽になっても、皮膚バリアが傷つき、さらにかゆくなる悪循環が起こります。

乾燥とバリア機能

乾燥はアトピーの大きな悪化因子です。漢方では陰虚や血虚として内側の潤い不足を見ますが、外側からの保湿、入浴後のケア、刺激の少ないスキンケアも重要です。

アトピーを整える生活養生

1. 保湿で皮膚バリアを守る

乾燥型では、入浴後などにこまめに保湿を行い、皮膚のバリア機能を守ることが大切です。皮膚が乾く前に保湿し、掻き壊しを防ぎましょう。

2. 甘いもの・脂っこいもの・刺激物を控える

糖分、脂肪分、アルコール、辛いもの、カフェインの摂りすぎは、湿熱や乾燥を悪化させることがあります。赤みやジュクジュクがある時期は特に控えめにしましょう。

3. 睡眠で皮膚の回復力を守る

睡眠不足は、陰や血を消耗し、かゆみや炎症を悪化させることがあります。夜はスマホを控え、部屋を暗くし、皮膚が回復する時間を確保しましょう。

4. ストレスとかゆみの悪循環を断つ

かゆみを我慢するだけではなく、神経の高ぶりを下げる工夫が必要です。腹式呼吸、入浴、軽い散歩、話せる相手に話すことが、気滞をゆるめる助けになります。

5. 悪化時は外用治療も大切にする

漢方は体質を整える選択肢の一つですが、赤みや炎症が強いときは、医師の指示に沿った外用薬や保湿治療も重要です。自己判断で治療を中断しないようにしましょう。

アトピーの養生は、体質によって変わります。

潤すべきか、熱を冷ますべきか、湿をさばくべきか、ストレスを整えるべきか。まずは体質を確認してみましょう。

あなたに合うアトピーの漢方がわかる

堀口和彦メソッドで見るアトピー

よくある質問

アトピーには、どの漢方薬がよいですか?

アトピーだからといって、すべての方に同じ漢方薬が合うわけではありません。乾燥型の陰虚・血虚、慢性化した血瘀、ストレス悪化の気滞、ジュクジュクした湿熱、むくみを伴う湿痰など、皮膚の状態と体質によって考え方が変わります。

乾燥型のアトピーも漢方で考えられますか?

考えられます。乾燥してカサカサし、夜にかゆみが強く、口渇や寝汗を伴う場合は、陰虚や血虚を考えることがあります。保湿と睡眠も重要です。

ジュクジュクしたアトピーには、どの体質が関係しますか?

ジュクジュク、赤み、熱感、強いかゆみ、分泌物がある場合は、湿熱を考えることがあります。湿熱タイプでは、甘いもの、脂っこいもの、飲酒、睡眠不足で悪化しやすくなります。

ストレスでアトピーが悪化するのはなぜですか?

ストレスで気が滞り、自律神経が乱れると、かゆみを感じやすくなったり、掻きむしりが増えたりすることがあります。漢方では気滞として見ます。

ステロイド外用薬と漢方薬は併用できますか?

併用されることもありますが、自己判断は避けてください。外用薬は炎症を抑える大切な治療です。漢方薬は体質や全身状態を整える目的で使われることがありますが、医師または薬剤師に相談してください。

受診の目安

以下のような場合は、体質によるアトピーと決めつけず、皮膚科など医療機関に相談してください。

アトピーは、適切な治療とスキンケアが大切です。

漢方は体質を整える選択肢の一つですが、アトピー性皮膚炎では、保湿、外用薬、悪化因子への対応、皮膚科での治療が重要です。強い炎症や感染が疑われる場合は、漢方だけで様子を見ず、早めに医療機関に相談してください。

参考・出典

AI漢方診断へ

アトピーは、同じ「かゆい」「湿疹がある」症状でも、体質によって考え方が変わります。

乾燥しているのか、赤く熱いのか、ジュクジュクしているのか、血流が滞っているのか、ストレスで悪化しているのか。まずは自分の体質を知ることが、漢方選びの第一歩です。

アトピーに合う漢方を、体質から確認する

乾燥、赤み、かゆみ、ジュクジュク、ストレス、不眠、胃腸、冷え、生活背景まで含めて確認します。

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※本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、医師・薬剤師等の専門家による個別の医療アドバイスに代わるものではありません。アトピー性皮膚炎には、皮膚バリア機能、アレルギー、感染、環境因子、ストレス、外用薬の使用状況などが関係します。漢方薬は体質や症状、持病、服薬状況によって適否が異なります。持病がある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方、小児、高齢の方は、自己判断で服用・中止せず、事前に医師または薬剤師にご相談ください。赤み・腫れ・熱感・痛み・膿・発熱・強いかゆみ・睡眠障害がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

監修者プロフィール
堀口和彦

堀口 和彦 東洋医学・漢方薬剤師/鍼灸師

光和堂薬局 院長。埼玉県生まれ。東京理科大学薬学部卒、同大学院修士課程修了。総合漢方研究会 学術部員。元東京大学大学院医学系研究科 客員研究員。公益法人埼玉県鍼灸師会会員。さいたま市学校薬剤師(指扇中学校)。一般財団法人日本漢方連盟 会員。

著書に『やさしい漢方入門』(健友館)、『パプアニューギニアの薬草文化』(アボック社)、『体質で決まる漢方と養生‐気精血水‐』(万来舎)など。